詰め物入りパスタの味は、様々な伝統や食文化の上に成り立つ詰め物によって決まります。
ロンバルディアのトルテッリ・クレマスキTortelli cremschiは、ビスコッティ、スパイス、ココアの詰め物。砂糖と塩気のある食材を混ぜるルネサンス時代にドルチェとして生まれました。
トルテッリ・クレマスキ。
モスタッチ―ノというココア入りの黒いアマレッティ入り。
ゆでて溶かしバターとパルミジャーノをかける。
トリュフの産地として知られるウンブリアには、トリュフの詰め物入りのラビオリ、タルトゥフォリがある。トリュフtartufoとラヴィオリravioliを組み合わせた名前。
詰め物は、リコッタと粗い目でおろした黒トリュフ、またはサマートリュフ。
ゆでたら溶かしバター、イタリアンパセリ、ペコリーノで和え、仕上げにスライすしたトリュフを散らす。
詰め物入りパスタの王様は、ボローニャのトルテッリーニ。
ビーナスの完璧なおへそを再現したと言うその形は、小さくて丸いのが特徴。直径は小指の先より小さい。1個2gに満たず、それも大部分が詰め物の重さ。生地は詰め物を包んでも破れないぎりぎりまで薄く伸ばす。その技は中世後期からまったく変わることなく受け継がれて来た。
カッペッレッティはロマーニャ地方のパスタ。詰め物は去勢鶏とフレッシュチーズがベースで、レモンの皮の香りを加える。トルテッリーニより軽くてマイルド。
詰め物入りパスタ巡りの旅は、北イタリアの食文化を知る旅。
まだまだ色々あります。次回に続く。
記事の内容は以前の(CIR)や販売している書籍から引用しています。
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この話は(CIR)2023年10月号のリチェッタ《コンテンポラリーな地方料理》の解説です。日本語のリチェッタと写真はP.4。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
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『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
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