2026年4月20日月曜日

ラビオリで知るパスタの基本。パスタ・リッシャとパスタ・リピエーナ。

(CIR10月号)の記事“コンテンポラリーな地方料理”の解説です。前回まではアンティパストについてでしたが、今日からは、ブリーモ・ピアットです。イタリア料理の重要な基礎知識が詰まった話です。
前回のマルケを象徴する料理“ヴィンチスグラッシ”は、ラザーニャの一種でした。今日の料理、“カソンセイ”はロンバルディア料理のラビオリの一種です。ラザーニャとラビオリは、ベーシックな詰め物入りパスタに分類されます。でも、よく見ると全然違うパスタ。

ラザーニャ。板状の平らなパスタ、ラグー、ベシャメルを重ねてオーブンで焼くパスタ。

ラビオリ。パスタに詰め物をのせて包み、小分けにしてゆでたもの。

詰め物のないパスタはパスタ・リッシャpasta lisciaと呼びます。詰め物入りパスタはパスタ・リピエーナpasta ripiena。

代表的詰め物パスタはラビオリ、トルテッリ、アニョロッティなど。

パスタ・リピエーナ。

ラビオリravioliは中世の小さなかぶという意味の言葉、rabiolaが語源。アニョロッティはagnolottiは指輪の形のリング型anello。カソンセイは小さな靴という意味calzoncinoが語源。個性的な形がその名前の由来、というケースが大半。
エミリア料理の代表、トルテッリーニにはイタリア各地の食の歴史が詰まっています。
エミリア地方では、トルテッリ―二は伝統的にクリスマスや祝日の料理。トルテッリーニを作る時は家族中の女性がキッチンに集まり、おしゃべりしながら協力しあって数㎏のトルテッリーニを作りました。

トルテッリーニ。

ピエモンテの伝統的クリスマス料理、アニョロッティ・デル・プリン。


やはりボローニャのトルテッリーニはブレッシャのカソンセイと比べると資料も豊富。
トルテッリーニを調べると、パスタの歴史もはっきりしてきます。
詳しくは次回。


動画は日本語の字幕付きでご覧ください。

この話は(CIR)2023年10月号のリチェッタ《コンテンポラリーな地方料理》の解説です。日本語のリチェッタと写真はP.4。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。

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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
《new》イタリア料理アカデミーの本、『スーゴとサルサ
《new》ブランカ―トのシチリア料理のミニシリーズ、『ルスティケリーア』『伝統料理』、『パスティッチェリーア』、『魚料理』

【地方料理、シリーズ】
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