サルデーニャの話が続いて、知ってるイタリアじゃない、なんて感じ始めたところですが、今日のお題は、これこそ行ってみたいイタリア、コスティエーラ・アマルフィターナのワインです。記事の日本語訳は今月の(CIR)。P.37にあります。
でも、アマルフィのワインはビーチほどは知名度はないかも。
アマルフィ海岸の南の端はサレルノ湾とモンティ・ラッターリ国立公園。
モンティ・ラッターリは生物多様性が究極の料理を可能にすると信じている人にはパラダイス。
料理人にとってはアマルフィの魅力はビーチよりこの山とその周辺の環境かも
近くにはイタリア最古の海洋共和国、アマルフィ、イタリアのパスタ産業発祥の地グラニャーノ、古代ローマのガルムから生まれたといわれるコラトゥーラで知られるチェターラ、陶器の街、ビエトリ・スル・マーレなどがあります。
神々の小道と呼ばれる道もあります。
ここでレモンも、コスティエラ・アマルフィターナ用のぶどうも栽培されている。
この地方は冬は厳しく夏はとても暑い。昼と夜の寒暖差が大きく、土壌は火山性の土壌が石灰岩で覆われている。すぐ近くの海には温度調節機能がある。
イルカの形をした小島があるガッリ諸島
コスティエーラ・アマルフィターナは、ティンバロや肉料理に合う強い赤から、生魚やアクアパッツァに合う軽い白、シーフードに合うロゼまで、さまざまなタイプが造られている。
コスティエーラ・アマルフィターナの白
白ワインのぶどう品種はビアンコレッラ、ファランギーナなど。赤は、ティントーレ、ピエディロッソなど。
アックアパッツァに合う白はソフトに圧搾して醸造するタイプ。
この地区では5つの作り手が中心になって、長期熟成が可能な上質白ワインへの品質改良の試みが行われている。
この地区にはこんな風景もあります。
テラスからの眺めが素晴らしいラベッロのホテル、ビッラ・チンブローネ。
次回のお題はこの地方の料理。
=====================================
ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
(CIR)2020年1月号、(CIR)2020年2月号、(CIR)2020年3月号、(CIR)2020年4月号、(CIR)2020年5月号、(CIR)2020年6月号、(CIR)2020年7月号、(CIR)2020年8月号
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
“グリバウド・グランデ・クチーナ・レジョナーレ”シリーズ
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
0 件のコメント:
コメントを投稿