2022年2月28日月曜日

南イタリアのストリートフードの聖地は、みかじめ料の支払いでマフィアに対抗したことも含めてパレルモの誇り。

イタリアの美食の街、今日はサリーナです。

サリーナは、先日取り上げたエオリア諸島の島。
島のおすすめレストランとして紹介したのはタスカ・ダルメリータグループが経営する高級リゾートホテル、ロカンダ・カポファロでした↓。

その料理はシチリアのストリートフード、パーネ・エ・パネッレをアレンジしたもの。
パーネ・エ・パネッレはチェーチの粉のフリット。

ストリートフードは南イタリア料理のシンボル。中でもパーネ・エ・パネッレはパレルモの名物。ごま付きパンにはさんでコロッケと一緒に食べます。
パレルモ風パネッレ。

南イタリアのシンボルのストリートフード、その聖地、パレルモのアンティカ・フォカッチェリア・サン・フランチェスコ。1834年開業の店。2005年、パレルモでマフィアにみかじめ料を払うのを拒否する運動の最初の賛同店なんだそうで。

この超素朴な料理を高級リゾートホテルのロカンダ・カポファロのシェフは、ヒメジの形にしてヒメジにのせ、ひよこ豆のマヨネーズを添える、というアレンジをしました。ひよこ豆の粉を水で溶いた生地の可塑性を活かした、見た目にも楽しい1品です。
ストリートフードのおすすめ本、『ストリート・フード・アッラ・イタリアーナ



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ドルチ・デル・ソーレ
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