2019年3月25日月曜日

日本の梨とパドヴァのゴージャスな鶏

「総合解説」2017年1/2月号、発売しました。
じわじわ遅れを取り戻し中です。
定期購読をご利用の方には、購読期間を延長してトータルで12冊届くようにしていますが、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

最初の記事は今月の食材。
今回も面白い食材がありましたよ。
まずは質問です。
“梨(ナシ)”はイタリア語でなんと言うでしょう。
peraじゃないですよ。
これは日本語にすると洋梨。
Gute Luise
Gute Luise / www.fotoARION.ch


知りたいのは日本の普通の梨。
梨
梨 / ketou-daisuki


答えは「総合解説」P.2を御覧ください。
ナシは中国原産で3千年前から栽培されているんだそうですよ。
知ってました?
イタリアの雑誌でこういうことを知るのはとても楽しい瞬間でした。
イタリアに入ったのは最近で、PERA-MELAという名前でも販売されているそうです。

ナシは、今後、どうなっていくでしょうか。

次の食材はイタリアでは有名ですが、外国にはほとんど知られていない鶏。
ガッリーナ・パドヴァーナ。


このゴージャスな姿で、肉は締まった赤身でマイルドな味、イタリアで最高とも言われる鶏。

「総合解説」ではパドヴァのレストランで流行っている料理として紹介している
ガッリーナ・パドヴァーナのイン・サオールGallina padovana in saor”。




・玉ねぎ1個、にんじん1本、セロリ1本、にんにく1かけ、粒こしょうを加えた熱湯でガッリーナ・パドヴァーナをトロ火で2時間ゆでる。
・鶏が冷めたら皮を取り除いて手で肉を骨から外しながら粗くほぐす。
・玉ねぎ1個を薄切りにしてオリーブオイルで5分ソッフリットにする。
・白ワインで戻したレーズンとワイン、松の実、ビネガーを加えて5~6分煮る(サオール)。
・オーブン皿にサオールと鶏肉を交互に重ねて冷蔵庫で最低24時間マリネする。



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“今月の食材”は「総合解説」2017年1/2月号に載っています。
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