ブッラータの話、その2です。
プーリアでブッラータを食べようと思っている人に、情報を1つ。
プーリアを代表する有名レストラン、オステリーア・ジャ・ソット・ラルコ Osteria già sotto l'arcoで、独創的なブッラータ料理を出していますよ。
店からの眺め?、下は魚のカンネッローニ, photo by mafe de baggis
店のhpはこちら。
テレーザとテオドジオ・ブオンジョルノ夫妻の店で、シェフはテレーザさん。
カロヴィーニョという町にあります。
オストゥーニとブリンディジの中間ぐらいの所。
テオドジオさんの家族は代々飲食店を経営していて、テレーザさんは結婚してから独学で料理を勉強したんだそうです。
今やプーリアでも指折りのシェフとして知られているんだから、すごいですねえ。
hpの店のメニューを見てみると、前菜の一番最初に載っているのがブッラータ料理です。
「ブッラータのカダイフ包み、トマト、マルティーナ・フランカ産カポコッロ、オリーブのクレーマ、ドライトマト添え」
こんな料理。
80g程度のブッラータを、カダイフで包んでオーブンでさっと焼いた1品です。
カダイフは、トルコやギリシャの極細麺。
カダイフ, photo by
外側は麺がこんがり香ばしく、内側はブッラータがとろーりトロトロ。
ドライトマトの酸味がよく合いそうですねえ。
この他に、プーリアでは一般的なキノコ、カルドンチェッリ(エリンギの一種)を使った料理や、プーリアならではの素朴でおいしい1品、空豆とチコーリア、定番のオレッキエッテ、やはりプーリアではよく見る馬肉料理、新鮮な魚料理などもあります。
ワインはプーリアのものを中心に500種類。
この店は雑誌でも時々取り上げられています。
たとえば『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2005年8月号でも、ブッターラのカダイフ包みを紹介しています。
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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2005年8月号(在庫なし)
テレーザ・ブオンジョルノシェフの記事は「総合解説」P.15に載っています。
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