前回は、詰め物を作ってズッキーニに詰める所まででした。
では最後の文章です。
| Passatele in forno solo per scaldarle (non devono gratinare), poi accomodatele nel piatto e sevitele. |
なんだかleがやたらとありますねー。
1つずつ見ていきましょうか。
■Passatele
passate+leです。
passateの原形はpassare。
「通す」という意味。
leは女性形・複数の目的格の代名詞で、「それらを」という意味。
それらとは、前の文章に出てくる女性形・複数のある名詞を指しています。
前の文章は、
| Raccogliete il composto in una tasca da pasticciere con bocchetta liscia e riempite le zucchine. |
この中に、女性形・複数の名詞は1つしかないですね。
le zucchineです。
ということは、passateleは「ズッキーニを通す」ですね。
ズッキーニを何に通すかというと、
■in forno
inは英語と同じ、「中に」。
fornoは基本の単語の1つ。
「オーブン」。
つまり「オーブンに」通すんですね。
■solo per scaldarle
soloは「ただ・・・だけ」。
perは「ために」。
scaldarleはscaldare+le。
「温める」+「それを」。
直訳は、「それをただ温めるためだけに」
■non devono gratinare
nonは「ではない」。
devonoはdovereの三人称・複数形。
「しなければならない」。
gratinareも基本の単語の1つ。
「焼き色をつける」。
直訳は「焼き色をつけてはならない」。
■poi
もうお馴染み、「それから、次に」。
■accomodatele
accomodate+le。
accomodateの原形はaccomodare。
「整える、くつろぐ」。
よく「どうぞお楽に」という意味でaccomodateviと言います。
でも、料理用語の場合は「盛り付ける、置く」という意味。
leはle zucchine。
■nel piatto
nelはin+il。
nel piattoは分解するとin il piatto。
直訳すると「皿の中に」。
■e sevitele
eは「そして」。
selviteleはselvite+le。
selviteの原形はselvire。
直訳は「食事を出す、給仕する」。
leはle zucchine。
直訳は「そしてそれを出す」
■最後の文を最初から全部通して訳すと、
「(詰め物をした)ズッキーニをオーブンに通して温め(焼き色はつけない)、皿に盛り付けてサービスする」
という訳で、一番最初から、全文通して訳してみます。
| ズッキーニは端を切り落としてアルデンテにゆで、3つに切って中身をくりぬく。 玉ねぎのみじん切りをバターでソッフリットにし(しんなり炒める)、ズッキーニのくりぬいた部分を入れて炒める。 これをグラナ・パダーノ大さじ1、刻んだ皮むきピスタチオ大さじ1、塩、こしょう、粉にしたアマレッティと混ぜる。 混ぜた材料を丸口金をつけた絞り袋に入れ、ズッキーニに詰める。 オーブンで焼き色がつかない程度に温めて皿に盛り付け、サービスする。 |
お疲れ様でした~!
おまけの動画。
ズッキーニのリピエーネ各種。
■さやいんげん、スカモルツァ、ハム、グラナ・パダーノ、卵、パン粉の詰め物
■トマト、フォンティーナ、パルミジャーノ、ウインナー、卵の詰め物
どちらも半分に切ってから中身をくりぬくタイプですね。
今回訳したリチェッタは“トロンケット”(丸太型)に切って中身をくりぬく方法ですが、この動画のように半分に切って中身をくりぬく形は“バルケッタbarchetta”(船型)と呼びます。
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