今日から、(CIR)2023年4月号のリチェッタの解説です。
今月のリチェッタのテーマはサステナブルな料理。
無駄を出さずに光熱費も節約できるリチェッタです。
1品めは日本語訳P.2の“鶏肉のサラダ、フルーツと野菜のマチェドニア添え”。
とりあえずリチェッタを読んでみて。
これがイタリアのサステナブルクッキング、というのがはっきり伝わってきましたねー。
メインの食材はサラダチキン。
付け合わせの野菜はチーメ・ディ・ラパ、さや付きグリーンピース、アスパラガス、にんじん、フルーツはビオのりんご、無農薬オレンジ、無農薬レモン、キウイーなど。
基本はゆで鶏ですが、付け合わせ野菜の切り落としやパルミジャーノの皮、柑橘フルーツの皮も加えてブロードを取り、その中に鶏を入れてゆでます。
リチェッタを読むと、どの野菜もおいしいブロードが取れそう。
イタリアの料理雑誌はオレンジやレモンがリチェッタにあると、必ず“無農薬”のフルーツの皮と表記することは昔から感じていました。
無駄を出さないビーガン・ブロス。
料理もCO2削減に役立つ。持続可能であることは地球にとっても人間にとっても有益。
持続可能性は自然の価値を高める。
イタリアのソステ二ビリタに関する規制は世界的にも厳しい。彼らは本気です。
チーメ・ディ・ラパの下処理
グリーンピースの下処理。ビーガンの思想とも結びついて、サステナブルな考えはより広まっていきました。
料理の付け合わせは野菜とフルーツのマチェドニア。名前だけでも持続可能そう。
すごくヨーロッパ的なチキンサラダだったのでした。
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