ベルガモ・バッサ, photo by Luca Venturelli
ベルガモの夜景, photo by santinet
ベルガモ・アルタのヴェッキア広場, photo by zioWoody
ベルガモの名物料理と言えば、ドルチェのポレンタ・エ・オゼイ。
ポレンタ・エ・オゼイ, photo by Amanda Slater
この他に、ベルガモに行ったら食べておきたいのは、ラヴィオリの一種、カソンチェッリ Casoncelli (またはカソンセイ Casonsei)。
ベルガモ風カソンチェッリ, photo by Renée S.
そして、DOPチーズのタレッジョ。
タレッジョ, photo by sisterbeer
ベルガモの人は詰め物入りパスタが好きなようで、スカルピノック・ディ・パッレ Scarpinocc di Parre という小さな詰め物入りパスタもあります。
ベルガモの店先に並ぶ詰め物入りパスタ
ベルガモ風カソンチェッリは、ベルガモ県観光局のサイトによると、ベルガモで一番有名な料理。
元々、残った豚肉や牛肉を使った簡単で質素なパスタだったのですが、次第に洗練されて、リッチになっていったのだそうです。
まあ、イタリア中の詰め物入りパスタは、多かれ少なかれ、みんなそうですよね。
でも、このベルガモ風カソンチェッリは、本当になかなか手が込んでいます。
観光局のサイトのリチェッタは・・・
ベルガモ風カソンチェッリ Casoncelli alla bergamasca
材料 【パスタ/1kg分】 00番の小麦粉・・800g セモリナ粉・・200g 卵・・3個 水・・適量 塩 【詰め物/1kg分】 牛乳に浸したパン粉・・250g 卵・・2個 グラナ・パダーノ・・150g サラミ用生地・・300g ローストした牛肉・・200g アマレット・・10g サルタナレーズン・・20g 洋梨・・1個 好みのスパイス(ナツメグ、シナモン、白こしょう、黒こしょう) レモンの皮 にんにく 塩 プレッツェーモロ 【調味】 バター セージ パンチェッタ おろしたチーズ ・2種類の小麦粉、卵、塩少々、水適量をこねて均質の生地にし、最低30分休ませる。 ・サラミ用生地と洋梨(皮をむく)の小角切りをバターで炒め、ロースト肉、にんにく、プレッツェーモロのみじん切りを加えてさっとなじませる。 ・これをボールに移し、グラナ、パン粉、卵、粉にしたアマレット、刻んだレーズン、塩、スパイス、レモンの皮のすりおろしを加えてよく混ぜる。必要なら水かブロード少々を加える。 ・生地を厚さ6㎜に伸ばし、直径6~8㎝の円形に抜く。中央に詰め物をのせ、半分に折ってふちを閉じる。 ・詰め物の部分をふちに向かって折り、中央を軽く押す。 ・たっぷりの熱湯(塩を加える)でカソンチェッリをゆでて皿に盛り付け、おろしたグラナを散らす。 ・バター、セージ、パンチェッタを熱してカソンチェッリにかける。 |
カソンチェッリの語源は、小さな宝石箱と言う意味の古い言葉、“カッソンチェッレ cassoncelle”だとか、チーズという意味の“カゼウス caseus”だとか、色々説があるようです。
ベルガモ風の他に、ブレッシャ風も有名で、これはベルガモ風に似ていますが、洋梨やアマレットは入りません。
ブレッシャ風カソンチェッリ
次はタレッジョの話です。
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