2008年8月4日月曜日

シラスのスパゲッティ

『ラ・クチーナ・イタリアーナ』のズッパ・ディ・ペッシェの記事の中に、“シラスのズッパ”というのがあります。
メッシーナの料理だとか。
黒オリーブとシラスを組み合わせた、シンプルでおいしそうなズッパです。

この料理のイタリア語の名前は、ズッパ・ディ・ヌンナータ zuppa di nunnata 。
“ヌンナータ”は、シラスのシチリアでの呼び方。
ヌンナータを標準語で言うと、ネオナータ neonata 。
「新生児」という意味。

ヌンナータ


もうシラスの季節じゃないとは思いますが、シチリアのシラス料理のリチェッタを1つどうぞ。
シチリアの伝統料理を集めた本、『Il diamante della grande cucina di Sicilia 』(Pino Correnti著)に載っているものです。


シラスのスパゲッティ Spaghetti ca nunnata

材料;
スパゲッティーニ・・500g
シラス・・600g
にんにく・・1片
プレッツェーモロのみじん切り
オリーブオイル
塩、こしょう

・鋳鉄の浅鍋(テスト)で油とにんにくを熱し、にんにくに色がついたら取り除く。
・シラスに水少々を加えてのばし、鍋に入れて数分炒める。塩、こしょうをしてプレッツェーモロのみじん切りを散らす。
・スパゲッティーニをアルデンテにゆでてシラスで和える。


こちらのサイトで紹介しているヌンナータのスパゲッティはトマト入り。
www.lentinionline.it

オリーブオイルとにんにくを熱したら、湯むきして刻んだトマトを入れて煮ます。
ここにシラスを入れ、かき混ぜると崩れるので混ぜずに熱します。
白ワインをかけてアルコール分を飛ばしたら火から下ろし、パスタのゆで汁少々でのばして塩、こしょうで調味します。
スパゲッティをアルデンテにゆでてオリーブオイルをまぶし、シラスのサルサで和えます。
仕上げにプレッツェーモロのみじん切りを散らして出来上がり。


今日のおまけ。
シチリアでも有名な、カターニアの魚市場。
これだけ色んなものがそろっていたら、美味しいズッパ・ディ・ペッシェができるだろうなあ。





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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2006年7月号(クレアパッソで販売中)
“ズッパ・ディ・ペッシェ”のリチェッタは「総合解説」'06&'07年7月号、P.4に載っています。


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