管理組合のサイトによると、元々はバニラ味とシナモン味だったそうです。
次に唐辛子味が加わり、さらにコーヒー、オレンジ、レモン、柑橘系ミックス、アニス、キャロブ(イナゴ豆)、ヘーゼルナッツ味などが作られるようになりました。
プレーンタイプも後からできたようです。
前回紹介しましたが、モーディカのチョコレートの代表的な造り手は、ボナイユート(店のhpはこちら)。
スローフード出版の本、『RICETTE DI OSTERIE E GENTI DI SICILIA』には、モーディカのチョコレートを使ったボナイユートのドルチェのリチェッタが2点紹介されています。
今回はそれをご紹介。
■チョコレートのビアンコマンジャーレ Biancomangiare al cioccolato
| 材料/6人分 マジパン・・200g 砂糖・・100g 小麦澱粉・・80g バニラかシナモン味のモーディカのチョコレート・・50g |
| ・マジパンを水1リットルに溶かしてアーモンドミルクを作る。 ・チョコレートを湯煎にかけて溶かす。 ・アーモンドミルクに溶かしたチョコレートと砂糖を加え、小麦澱粉でとろみをつける。 ・これを弱火にかけ、沸騰しだしてから5分煮る。 ・型に入れて冷蔵庫で固める。 シチリアの伝統的なアーモンドのビアンコマンジャーレを、ボナイユートの経営者フランコ・ルータ氏がアレンジした一品。 |
ちなみに、シチリアの伝統的なピアンコマンジャーレは、砂糖と澱粉を加えた湯に、刻んだシチリア産アーモンドを浸し、それを絞りながら漉して取ったアーモンドミルクを固めたもの。
牛乳は入りません。
■エムパナティッギア 'Mpanatigghia
| 材料/6~8人分 生地 00番の小麦粉・・350g ラードかバター・・120g 卵黄・・5個 重曹 詰め物 牛ロース・・500g 砂糖・・1㎏ ココアパウダー・・100g モーディカのチョコレート・・100g トーストして刻んだアーモンド・・600g 全卵・・4個 卵白・・3個 蜂蜜・・大さじ1 クローブ、シナモン |
| ・牛肉を細かく挽き、小鍋に入れて弱火にかける。 ・挽肉の水気が飛んだら鍋から出し、刻んだアーモンド、チョコレート、スパイス、詰め物の他の材料を加えてこねる。さらに卵白を加えて混ぜ、冷蔵庫で1日休ませる。 ・パスタ・フロッラ(タルト生地)を作る。小麦粉、ラード、卵黄をこねる。水と重曹を加えながらこねて適度な堅さにし、数時間休ませる。 ・生地を伸ばし、長さ12㎝の楕円形か円形に抜く。その上に詰め物を絞り出し、半分に折って閉じる。 ・生地に小さな切り込みを1本入れ、220度のオーブンで20分焼く。 スペイン語の“empanada”(肉、チーズ、魚などの詰め物を生地で包んだパイ)が名前の語源。 “エンパナーダ”をシチリアなまりにして愛称風に語尾変化させると“エムパナティッギア”となる。 複数形は“エムパナティッギ'Mpanatigghi”。 モーディカの伝統的なドルチェ。 |
下の動画はボナイユートのエムパナティッギ作り。
なんでも、肉食を断つ四旬節の間にこっそり肉を食べることができるように、修道女たちが考え出した、という説もまことしやかに伝わっています。
モーディカに行ったらエムパナティッギオの味見もお忘れなく。
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