2026年9月9日水曜日

今のイタリアでトラットリアに求められてること。

それでは(CIR)2024年1月号の解説です。
1月のリチェッタのテーマは、イタリアのグランデ・トラットリアのピアッティ・クラシチです。今、イタリアでもっとも評価されているのは、地元の食材とその活かし方を知り尽くした、シンプルな料理を出す家族経営の店。こんな店をグランデ・トラットリアと呼んでいるようです。

トラットリア、オステリア、リストランテなどの違いを説明する動画。


グランデ・トラットリアという表現、初めて見ました。グランデは、リストランテにふさわしい形容詞。クラッシコというのは定番という意味なので、ピアッティ・クラッシコは、グランデ・トラットリアの人気料理、といったところでしょうか。
さて
どんな店のどんな料理なんでしょうねえ。

イタリアで最高のトラットリアを紹介するユーチューバー。


1品目は、サルデーニャのヌオロのイル・リフージョというトラットリア。
こんな店。グランデ・トラットリアは、リストランテでは出さないような料理を出す店。


ヌオロは癖つよのサルデーニャの中心部にある地方。
かなり独特の文化で知られるバルバージャという地方です。


バルバージャのカーニバル。軽くトラウマ級。


ヌオロで最高級クラスのリストランテ。


ヌオロのグランデ・トラットリアに選ばれたのは、リストランテを名乗ってるイル・リフージョ、という店。現経営者は2代目。地元の食材を使う料理が人気です。紹介しているのは、“パーネ・フラッタウの落とし卵添え”。

サルデーニャのパーネ・フラッタウ。羊飼いのパン、パーネ・カラザウで作る料理。


パーネ・カラザウ。


パーネ・フラッタウ。


パーネ・カラザウは、サルデーニャで食べてみたい薄焼きパンですが、パーネ・フラッタウというのはバルバージャ地方の伝統料理。パーネ・カラザウをブロード・ディ・ペーコラに浸し、料理にもペーコラのブロードをかけます。ただ、ペーコラのブロードが手に入らなければ、ブロード・ディ・カルネで代用します。

ペーコラのブロード。


店ではこのブロードをフィリンデウにかけます。フィリンデウはバルバージャ地方の珍しいパスタ。


バルバージャ地方で味わって置きたい料理、フィリンデウのペーコラのブロードがけ。


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