2018年12月17日月曜日

ベネチアのモエケとマサネーテ

「総合解説」はそろそろ2016年8月号が発売になります。
最初の記事、今月の食材で紹介している8月が旬の食材の中で、個人的に初めて名前を聞いたのは、“masanete”でした。
マサネーテ。
さて、何でしょう。

カニの女性型のベネチア訛りだそうですよ。

ベネチアのカニというと、モエケが有名ですが、モエケは春と秋に脱皮した潟のカニ。
日本語の学名はチチュウカイミドリガニというカニだそうです。

一方マサネーテは、チチュウカイミドリガニのメスが8月末から12月の受精後の卵を抱いた時の名前です。
チチュウカイミドリガニは地中海に生息するカニですが、特にベネチアの潟にたくさんいます。



モエケは主にフリットにして食べますが、マサネーテはゆでてサラダにするそうです。



正直言って、モエケよりマサネーテ食べてみたい。


-------------------------------------------------------
総合解説
書籍リスト
 [creapasso.comへ戻る]
=====================================

0 件のコメント:

プーリアのロゼワイン。

(CIR)の記事から、プーリアの食文化の話。チーズ、パン、小麦の次はワインです。 プーリアのワイン。 プーリアのロゼワイン。 ひと昔前に、プーリアのロゼがブームになりました。 私がプーリアを訪れたのは、ちょうどこの頃。 普段日本のレストランでロゼワインなんて頼んだこともなかったの...