今日のお題はシチリアを代表する大人気ストリートフード、パネッレとカッツィッリ。
両者とも揚げ物です。
チェーチの粉のソフトなフリッテッレ、パネッレpanellleのほうが多分よく知られているかも。
もう一つのカッツィッリcazzilliは、聞き慣れない名前ですが、その実態はじゃがいものコロッケ、別名クロッケcrocchè。
揚げ物屋さんで人気なのもうなずけますねー。
パネッレは、シチリアの食文化を語るときに必ず登場するアラブの影響を受けた食べ物。
アラブ人がチェーチの粉と水を混ぜた生地を焼いて作っていたものがルーツ。
さらに、これらはストリートフード、つまり屋台で売る食べ歩きできる食べ物、ということは農村部ではなく都会の食べ物であること、というわけで、パレルモの名物になったのも納得の一品です。
カネッリ
片手で握って作る細長い俵型が独特です。
パネッレ
パネッレの屋台、パネッラーロ
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休み時間になると何百個と売れるんだそうです。
余ったパネッレやクロッケの生地で作るラスカトゥーラ。
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“パネッレとカッツィッリ”の生地とリチェッタの日本語訳は「総合解説」2018年8月号に載っています。
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