IGPのヴィアローネ・ナノ・ヴェロネーゼの産地は、イゾラ・デッラ・スカラの周辺だけ。
ということが前回のブログのまとめ。
イゾラ・デッラ・スカラ、階段島なんて印象的な名前の地名、初めて聞きました。
ヴェローナ県なのは名前から想像つくのですが、どんな町なのでしょうか。
産地はこんなところ。どうやら島ではないのですね。
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ヴィアローネ・ナノ・ヴェロネーゼの精米過程
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最新の技術を使ってモダンな工場で精米して、お洒落なデザインのケースに入って販売されています。
でも、イゾラ・デッラ・スカラには、「総合解説」でも紹介している通り、イタリアで一番古くて現役の脱穀機があります。
17世紀に作られたそうですよ。
イタリアの職人魂の一端を見るような、壮大な機械ですね。
巨大な時計のような仕組みだそうです。
動力源は川の水。
西と東で、目的は同じでも、考え出すシステムは全く違ったのですね。
上の動画でコック服を着て、古い脱穀機のシステムを熱く語る彼は、お米のメーカー。
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彼は社長さんだったのか。
自称、イタリア米を世界に伝えるアンバサダーだそうですよ。
レストランも経営していて、ヴィアローネ・ナノ・ウェロネーゼを売る体制は万全。
ジャポニカ米の本場、日本にも輸出してます。
というのが自慢のセールストークのよう。
米はこれだけ熱い作り手がいれば品質には問題なさそうですが、問題は料理です。
ヴィアローネ・ナノ・ヴェロネーゼの美味しさを最大限引き出せるのは、リゾット。
実は、イゾラ・デッラ・スカラ風リゾットというのがあるのですが、私はこの記事を読むまで見たことも聞いたこともないと思っていました。
でも、この料理ができたいきさつを読んで、思い当ることが・・・。
次回はリチェッタの話です。
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"ヴィアローネ・ナノ"の記事とリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2015年9月号に載っています。
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