2012年11月26日月曜日
ズッパ・ディ・ペッシェ
問題です。
“プサロスープ”って、なんでしょう。
ヒント、
ギリシャ語です(ピレロ)。
ヒント、
スペイン語だと“サルスエラ”(バルセロナ)。
大ヒント、
フランス語だと“ブイヤベース”(マルセーユ)。
イタリア語では、“ズッパ・ディ・ペッシェ”とか“ブロデット”とか、“ブリッダ”とか場所によって様々。
プサロスープpsarosoupa
サルスエラzarzuela
ブイヤベースbouillabaisse
ズッパ・ディ・ペッシェzuppa di pesce
ブロデットbrodetto
ズッパ・ディ・ペッシェとブロデットはどう違うかって?
ごもっとも。
ブロデットは主にヴェネトなどアドリア海沿岸のズッパ・ディ・ペッシェの呼び方ですが、広い意味では、具だくさんで汁(ブロード)が少なめのスープのことを意味します。
魚のスープは、作る場所が重要。
港と深く結びついています。
お鍋の美味しい季節になりましたねー。
-------------------------------------------------------
各料理のリチェッタを含む関連記事、“港のズッパ”は、「総合解説」2011年6月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。
今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿