『ガンベロ・ロッソ』の解説です。
『ガンベロ・ロッソ』では毎月、「○○○ベスト10」というのを発表しています。
このブログでもこれまでに、ローマのカルボナーラベスト10やマグロのオイル漬けベスト10などを紹介してきました。
今回はブリオッシュです。
日本でブリオッシュと言えばこんな形が一般的。
photo by roboppy
でもなぜかイタリアでは、これもブリオッシュと呼びますよね。
photo by Ondablv
この長方形に近いずん胴なクロワッサン、バールで“ブリオッシュ”と注文すると出てきますねえ。
イタリアでも特に北部では、クロワッサンのことをブリオッシュと呼びます。
同じものが南部ではコルネットと呼ばれたりもします。
形は違いますが、ヴェネツィアーナというドルチェもブリオッシュの一種です。
つまり、発酵させたブリオッシュ生地を使ったドルチェは、みんなブリオッシュ。
『ガンベロ・ロッソ』によると、イタリア人の80%は朝食にブリオッシュを食べるのだそうです。
ブリオッシュはパンではなくドルチェに分類されます。
マリー・アントワネットの、「パンがなけばお菓子を食べればいいのに」という有名な言葉、本当は「パンがなければブリオッシュを食べればいいのに」と言ったそうですね。
パンとお菓子の中間のようなブリオッシュ。
英語では、マリー・アントワネットの言葉は「ケーキ」と訳されています。
「ブリオッシュを食べればいいのに」だったら、マリー・アントワネットの世間知らずぶりも、少しは緩和されて感じられるような・・・。
ちなみにイタリアでは、マリー・アントワネットの言葉は「ドルチェ」や「トルタ」ではなく、「ブリオッシュを食べればいいのに」と訳されています。
さてそれでは、『ガンベロ・ロッソ』が選んだイタリアのブリオッシュベスト10(2008年)、いきなり第1位の発表です。
1位は、パドヴァのパスティッチェリーア・ビアゼット。
ルイジ・ビアゼットという、イタリアを代表するパスティッチェーレの店。
以前にもこのブログで紹介したことがあります(こちら)。
hpはこちら。
そしてこちらがビアゼットのブリオッシュ。
超美味しそうですねえ!
天然酵母の発酵生地に、手作りジャムやクリームを詰めたブリオッシュが、25種類以上あるんだそうですよ。
一流パスティッチェリーアで美味しいのはケーキだけじゃないんですねえ。
2位以下は次の通り。
2.Busnelli/Arluno(MI)
3.Canterino/Biella
4.pasticceria Cappello/Palermo
5.Salvatore De Riso/Minori(SA)
6.Gino Fabbri/Bologna
7.Nuovo Mondo/Prato
8.Giovanni Pina/Trescore Balneario(BG)
9.Pasticceria Veneto/Bresci
10.Zilioli/Brescia
イタリアを代表する有名パスティッチェリーアが並んでいますねえ。
アマルフィ海岸のパスティッチェリーア、サルヴァトーレ・デ・リーゾ(5位)
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関連誌;『ガンベロ・ロッソ』2008年5月号
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