主役はアルタクチーナのグランシェフから、天才ピッツァイオーロへと移り変わりました。あの熱狂の時代を経験した後に、冷静に当時を振り返ってみると、すごいうねりでした。世界中が湧きたちました。ピッツァイオーロの次に、この世界的な熱狂を引き起こした人物は、シェフでさえありませんでした。肩書は、肉屋で詩人。ダリオ・チェッキーニという人です。トスカーナの彼の店には信者と言える人たちが世界中から集い、彼の肉に夢中になりました。当然ネットフリックスあたりに注目されて、ドラマになったりして、カリスマ度は、多分過去最大かもしれません。
最高の肉を探す番組の常連。
ダリオ・チェッキ―ニのイタリア最高の肉屋。
肉を食べると幸せホルモンが出るという話は、彼の肉を食べる人を見てると本当なんだ、と信じられました。
彼が注目されるきっかけになったのは、確か狂牛病問題だったような。骨付き牛肉の販売が禁止されるという大問題も飛躍のきっかけにしてしまった彼は、ダンテの朗読とか、とにかくパフォーマンスが天才的で、人間力がずば抜けてました。彼のような人は、その後出てきていません。
彼の肉のベースにあったのは、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。
フィレンツェでこの肉を食べない人はいないと思いますが、食べた人を幸せにするステーキです。動画で見てるだけで幸せ。
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この話は(CIR)2023年12月号のリチェッタ、シェフのリチェッタの“クリスマスのプランゾ”の解説です。
記事の内容は以前の(CIR)や販売している書籍から引用しています。
動画は日本語の字幕付きでご覧ください。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
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