コーヒーです。
シチリアにコーヒーを伝えたのはアラブ人。アラブ世界では、アルコール飲料の代用品として、“イスラムのワイン”は急速に普及していきます。
さて、イタリアですが、ヴェネチアにコーヒーが登場したのは16世紀末。コーヒーはすぐに受け入れられ、支配階級や知識階級だけでなく、庶民の間にも広まる。1763年にはヴェネチアでコーヒーを出す店は200軒以上ありました。フランスではマルセイユから広まりましたがヴェネチアと違って庶民の間に普及するのには少し時間がかかった。イギリスでは当時蔓延していたアルコール中毒の特効薬として受け入れられた。
コーヒーにもとても面白い歴史がありました。
コーヒーの歴史と製造過程。
ベネチアでコーヒーを飲む。
パリの老舗カフェ。
17世紀半ばまで。コーヒーの生産国はエチオピアとイエメンだけだった。しかし、ヨーロッパも植民地でコーヒーを作れば儲かることに気づき、まず1960年にオランダ人がジャワ島でコーヒー栽培を始める。1727年、ポルトガルのある外交官が命がけでマルティニーク島からコーヒーの苗を花束にかくしてブラジルから密輸する。1730年にはイギリス人がジャマイカにコーヒーの苗を持ち込んだ。1740年にはスペイン人がフィリピンで栽培を始めた。エルサルバドルは1850年、東アフリカは19世紀から20世紀にかけての植民地化によってコーヒーが植えられた。
ヨーロッパ諸国は植民地でのコーヒー栽培を拡大するために奴隷を輸出した。フランスによってハイチのコーヒーと砂糖農園に連れてこられた奴隷は1730年以降、毎年3万人に上った。
現在、コーヒー生産のリーダーシップは主要産出国であるブラジルとコロンビアが握っている。
アフリカのカフェ。
世界には約600種類のコーヒー豆があり、そのほぼ半数が販売されている。その中でも4品種は石油に次ぐ世界的な市場で取引されている。一番有名なのはアラビカ。世界中で生産されるコーヒー豆の約75%を占める。
シチリアのコーヒーのグラニータ。
イタリアの冷たいコーヒーは、カフェ・フレッダcaffe freddaやカフェ・シェケラートcaffe shakeratoなどがあります。カフェ・シェケラート。
世界中のカフェ巡りをしたくなります。コーヒーの話は面白いエピソードがたくさんありますが、とりあえずはこのくらいで。
この話は、(CIR2023年8月号)の記事、“フルーツの変換”の解説です。記事の日本語訳と写真はP.28。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
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