2019年5月3日金曜日

一口サイズのイタリアンのパーティー料理

「総合解説」3/4月号のホームパーティー料理は、『サーレ・エ・ペペ』誌の創刊30周年を記念した内輪のパーティー料理(P.3)。
お洒落で楽しい、一口サイズのパーティー料理です。

ホームページの「総合解説」のページにちょっとだけ写真も載せました。
1品目はラビオリのフリット、2品目はプンタレッレのテンプラ、3品目はミニモッツァレッラのマカロンです。

ラビオリの詰め物はグラナ・パダーノ入りマッシュポテト。
甘い詰め物のラビオリのフリットはカーニバルの定番。
これはヌテッラのラビオリのフリット。
 ↓


じゃがいものラビオリ
 ↓


プンタレッレのテンプラは、カラフルなピーマンも加えた赤・黃・緑のテンプラ。
小麦粉を菜箸でダマが残るようにざっと混ぜる、という説明がイタリアの料理書に載るなんて画期的。

かつては時々見かけていたプンタレッレですが、最近ではあまり聞かなくなったなあ。
プンタレッレはチコーリアの芽。
下処理してないのを買うとちょっと大変。
 ↓



ミニモッツァレッラのマカロンは、一口大のモッツァレッラを半分に切ってソラマメのペストをはさんだだけ。
ほんとにマカロンみたいに見えます。



こちらはハンドメイド。
フリット、スピディーニなど、使い方は無限。
 ↓


デザートは写真なしですが、レイヤーケーキです。
レイヤーケーキはイタリア語ではtorta multistatoトルタ・ムルティストラートと言います。
でも、段を重ねただけじゃなくて、それをレース模様のホワイトチョコレートの網で覆うというのがイタリア流美意識。


-------------------------------------------------------
“記念日のホームパーティー”のリチェッタの日本語訳は、「総合解説」2017年3/4月号P.3に載っています。
書籍リスト
 [creapasso.comへ戻る] 
=====================================

0 件のコメント:

ゴルゴンゾーラのリゾットにブルーベリーを加えると、味だけでなく、色も衝撃的。

今月の(CIR)プリーモの2品目は、おそらく今月号の中で一番色が鮮やかな料理。 “ブルーベリー、桑の実、ゴルゴンゾーラのリゾット”です。 もちろんベースはゴルゴンゾーラのリゾット。 ゴルゴンゾーラはミラノが誇るチーズ。そもそもミラノはチーズの産地。 米もこの地方の名物。 なのでゴ...