今日はビールの話。
今月の「総合解説」のビールは、イタリアのピッツァ業界が一目置ているノンアルコールビールです。
そういえば、先月紹介したビールはグルテンフリービールでした。
イタリアでは、ノンアルコールよりグルテンフリーのほうが関心が高いのですねー。
今月の記事で紹介しているのは、市場に最初のノンアルコールビールを登場させたドイツのメーカー、クラウスターラー。
日本ではクラウスターラーと読むんですね。
「総合解説」では、ドイツ語の発音からクラウストハラーとしています。
失礼しました。
クラウスターラーのテイスティング。
ノンアルコールビールでもいろいろ語れるもんですね。
ちなみに、下面発酵のラガーだそうです。
このビールのことはまったく知らなかったのですが、なんでも1978年に誕生した最初のノンアルコールビールで、それから40年間、クラウスターラーを超えるドイツビールは登場しなかっのだそうです。
ドイツ語圏では、ノンアルコールビールの代名詞なんだそうで。
さらにこのメーカーは、最初の無濾過のノンアルコールビールも作っています。
カスケードホップを使い、ホップフェンシュトプファー製法のタンク内発酵で作られたのだそうで、もう、何のこっちゃですね。
イタリアのピッツァ業界も、スペインのグルテンフリービールやら、ドイツのノンアルコールビールやらをそろえたりして、大変ですねー。
-------------------------------------------------------
“クラウスターラー”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年5月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2016年4月18日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ブッラータはプーリア以外の地方の定番料理にもよく合います。コクとフレッシュさが同時にあるこのチーズは、成功するマーケティングを研究した魔法使いが生み出したようなチーズ。
今月の(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)の食材の記事は、“ブッラータとモッツァレラ”。 リチェッタも数品紹介されています。 1品目はブッラータのジェラート。 純白のジェラートで、見た目はとても美しいのですが、残念ながらブッラータのジェラートの動画は見つからなかったの...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿