今日は塩の話。
イタリアの海塩は、今では日本のスーパーでも手に入って、かなり身近になった気がします。
有名なのはプーリアとシチリア、サルデーニャあたりだと思いますが、今日はエミリア・ロマーニャの塩の話です。
エミリア・ロマーニャの塩と言われても、地中海の青い海と明るい太陽のイメージは、まったくないですよねえ。
ここで塩が作られているということ自体、すっかり忘れていました。
でもありました。そういえば、その名前、聞いたことあったかも。
“チェルヴィアの塩”です。
↓
地中海の塩田とは大分雰囲気が違いますね。
チェルヴィアはラヴェンナ県の南の端にあるアドリア海に面したコムーネで、ローマ時代より前から塩を作っていました。
「総合解説」で説明していた“Sapore di sare”というイベント中の儀式、“Armesa de Sel”。
↓
ここの塩は、“甘い”と表現されますが、それは、硫酸マグネシウムや硫酸カルシウムなどの苦い塩(にがり)をほぼ含まないので、柔らかい味をしているためなのだそうです。
なので、料理にも重宝されています。
エミリア・ロマーニャの特産品、生ハムやパルミジャーノにも利用されています。
さらに、「総合解説」でも紹介していた新製品、プレス塩。
塩の上で目玉焼きができちゃいます。
↓
種明かしは、塩のブロックをあらかじめオーブンで熱してありました。
油を使う必要がない、というのが売りだそうです。
-------------------------------------------------------
“チェルヴィアの塩”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年5月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2016年4月11日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
マルケ版ラザーニャ、ヴィンチスグラッシ。奇妙な名前はオーストリアの将軍由来だから。
今日の料理はマルケ州のエンブレムといわれる料理、ヴィンチスグラッシです。 マルケの家庭の日曜日の料理やクリスマス料理の定番です。ちなみに日曜日の料理はご馳走の代名詞。各家庭で代々女性たちが受け継いできたリチェッタで作ります。マルケ版のラザーニャですが、ドイツ語風の名前からして、普...
-
今日は、イタリア料理業界の最先端とは無縁の地方の村を紹介します。 ずばり、バジリカータのポッリーノ国立公園です。 イタリア人でさえ、よく知らないというバジリカータの、国立公園の、標高1000m以上の山の中にあるド田舎、もとい、大自然に囲まれた古くて素晴らしい集落です。 ...
-
今日のお題は豚肉のリブロースのグリルです。 イタリアで子羊肉のアッロスティチーニが大流行している様子を見るにつけ、羊飼いのいない日本ではなあ・・・、と思うのですが、子羊以外にも炭焼きグリルにすると美味しい肉、もちろんあります。 イタリアのバーべキューの定番は、豚肉のコスティーネ、...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
0 件のコメント:
コメントを投稿