先日、トリノの世界遺産を紹介するテレビ番組を見て以来、トリノ行きたい症候群を発症しています。
特に、ゴージャスなインテリアや芸術品に囲まれたパラッツォ・レアーレは、死ぬまでに一度は行くぞーと思いたくなる素晴らしさ。
それにしても、イタリアにはいくつパラッツォ・レアーレがあるんだ?
パラッツォ・レアーレとは、王宮という意味。
ちょっと探しただけでも、ナポリやジェノヴァに有名なのがありますねー。
でも、これらの王宮の王様は、みんな違う王家。
なので、どれも独特の個性があります。
トリノの王宮は、ご存じ、サヴォイア家のもの。
イタリア王国の母体となった一族だけに、王族感が半端ない。
ちなみにナポリはブルボン家。
同じカンパーニアのカゼルタの宮殿も世界遺産で素晴らしいですよね。
ジェノヴァは共和国の元首の一族バルビ家が建てたもの。
カゼルタの王宮と比べるとミニサイズですが、ここも世界遺産。
個人的に大好きなのはカゼルタの宮殿。
ここの広大な庭園の奥には、この世のものとは思えない美しくて幻想的な世界が広がっています。
トリノのパラッツォ・レアーレ。
↓
トリノ観光に行ったら王宮のほかに忘れちゃいれないものがありますよねー。
そう、カフェ巡り。
こんなゴージャスな王宮のある街には、歴史的なカフェがよく似合います。
『王の街、トリノ』
↓
トリノのカフェで一番有名なのは、ビチェリン。
ここで注文するのはもちろんビチェリン。
でも、トリノの歴史的なカフェはビチェリンだけじゃない。
という訳で、次回はトリノのカフェの話。
-------------------------------------------------------
“トリノ”のグルメガイドの記事は「総合解説」2012年12月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。
今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿