まだ6月なのに、日本のこの暑さは、いったいどうなっちゃったんでしょうねー。
夏前に夏バテしそうです。
でも、イタリアからは元気な便りが届きました。
segnalibroさん、イタリア生活エンジョイしてるなあ。
それでは、お願いしまーす。
外国人の為のイタリア語学校も、そろそろ学年末を迎えます。
県内の学校合同でフェスタが企画され、そのなかで、インターナショナル郷土料理コンテストがあるとかで、私もエントリーして参加しました。
いや、何のことはありません。
公立なのでケータリングの十分な予算がないから、生徒たちに作らせてしまおうっていう魂胆です。
審査を待つ生徒諸君と、恐る恐る味見するイタリア人審査員達。
たいしたことないだろうって高を括っていたのですが、お国自慢とあってか、みんな相当力が入っていてビックリしました。
約30カ国が参加した郷土愛の溢れるお料理は、どれもこれも力作ぞろい!!
セネガルのYASSA他
チャドのCIOP CIOP
香辛料がたっぷり効いていて、こんな機会がなければこの国々の家庭料理を食べることなんてできなかったかも・・・と、ちょっと感激。
イタリアでは、ポテトサラダのことをなぜかインサラータ・ロッサ(ロシアのサラダ)というのですが、本場ロシアのものはもっとおいしいのよって奮起した、ロシア女子によるインサラータ・ロッサ。
ロシアのケーキとともに2点出品。
食べたかったのに、あっという間に売り切れてしまったペルーのEMPANADA。
揚げミートパイみたいなもの?
アルバニアのシロップ漬けお菓子YUFKA。
オスマン帝国に由来するお菓子のようですが、イタリアにも近いからか、ババに似てる!
プレミア付きの上位3位は第3世界の国々が独占しましたが、折り紙を使った飾り付けが評価され、私は副賞なしの特別賞をいただきました。
え、お料理の写真??
料理人のみなさま、ごめんなさい。
私にはこれが精一杯の焼き鳥です。
一晩塩麹につけておいた鶏肉は、なんで冷めてもこんなに柔らかいの?って、お褒めの言葉をいただきました。
個人的には、タイの餅菓子がとってもおいしかったのですが、イタリア人審査員は『(無言)・・・ニョッキみたいね・・・』という微妙な反応で、お餅系はアジア以外には受け入れられにくいのだと実感しました。
麹に折り紙、素敵なものを残してくれた日本の先人達に感謝です。
超楽しそうなコンテストですねー。
ロシア人が作るインサラータ・ルッサ、一度食べてみたいなあ。
チャドやセネガルの料理なんて、初めて見たかも。
焼き鳥は塩麹を使うなんて、ナイスアイデア。
最先端の和食家庭料理じゃないですか。
特別賞受賞、オメデトー!!
どの料理もすごく手が込んでいて、異国で頑張るクラスメイトさんたちが、一生懸命作ったことが想像できます。
学校生活、楽しそうですね。
-------------------------------------------------------
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2014年6月2日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
肉とアンチョビとバターが北の組み合わせなら、南はアンチョビとモッツァレラ。
リミニとガルファニャーナの間を結ぶ“ゴシックライン”は、古代ローマとガリアの文化圏。 イタリアを北と南に分ける線で、牛や豚の飼育が普及していた地方、つまり動物性脂肪が広まっていた地方の境界線でもあります。 植物性脂肪は地中海沿岸地方の食文化でした。古代ローマの動物性脂肪の一例は、...

-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
-
(CIR)2月号の“ゆでないパスタ”というのは、たっぷりの沸騰した熱湯にパスタを入れて常に沸騰させながらゆでる、といういわゆる伝統的と呼ばれる昔ながらの方法でパスタをゆでない方法です。 プロの技を駆使しながらゆでないでパスタを加熱する方法を取り上げたのがこの記事です。 その一つが...
-
きのうはアサシン・スパゲッティの名前のインパクトが強ぎて、リチェッタの話をするのを忘れてました。 殺し屋(その真の姿はプーリアのおばあちゃん)の任務は、きのうのスパゲッティの残りを、美味しく食べる、です。 一番重要なのは、香ばしさやカリカリ感。 そう言えば、パン粉の時も目指してい...
0 件のコメント:
コメントを投稿