2008年3月10日月曜日

トルタ・ミモザ

きのうのイタリアからの話にもあったように、3月8日の国際女性デー、イタリアではミモザの花が町を彩ったようですねえ。
ロイター通信によると、イタリアではこの日だけで1500万本のミモザが女性たちに贈られたそうで。
なぜこの日にミモザなのかというと、1946年にイタリアの女性連合UDIが、ミモザの黄色い色が、太陽や命を連想させて女性のシンボルとしてふさわしい、として決めたのだそうです。

料理の世界では、この時期に登場するのがトルタ・ミモザ torta mimosa。
これは1951年にローマのパスティッチェーレが考案したドルチェらしいのですが、詳しいことは不明。

典型的なトルタ・ミモザ
 ↓
http://keypivot.com/torta-mimosa

スポンジ生地にフルーツ入りクリームをはさみ、表面にミモザに見立てたスポンジ生地の小角切りをまぶすというこのトルタ、ちなみに、本物のミモザの花は食べられないんだそうで。

パスティッチェリーアのリチェッタを見つけたので簡単に訳してみます。
原文はこちら

[生地]
・00番の小麦粉・・100g
・片栗粉・・100g
・卵・・4個
・砂糖・・150g
・バター・・100g
・バニラパウダー・・1袋
・ベーキングパウダー・・1袋
・塩少々

[クレーマ]
・ラム酒・・大さじ2
・フルーツのマチェドニア(シロップも)・・200g
・生クリーム・・400cc
・粉糖・・50g

■粉の材料を混ぜる。
■卵黄と砂糖をホイップし、溶かしたバターを加える。
■卵白を堅く泡立てる。
■これらを混ぜて型に入れ、170℃のオーブンで50分焼く。
■冷めたら上部を厚さ1㎝切り取って別にする。
■残りの生地の中身をスプーンでくりぬいて器の形にする。
■中身の生地を1㎝角に切る。
■ラム酒とマチェドニアのシロップを混ぜ、器形のスポンジ生地の内側に塗る。
■生クリームと粉糖をホイップする。
■マチェドニア(水気をふき取る)とホイップクリームの3/4を混ぜてスポンジ生地に詰め、別にしておいた生地をかぶせる。
■表面に残りのホイップクリームを塗り、小角切りにした生地をまぶす。

こちらのトルタはクレーマ・シャンティー詰め。
 ↓
http://www.dolci.it/corsi/pasticceria/lezione5.htm

この時期は「トルタ・ミモザ」のウエディングケーキも登場します。
こちらのパスティッチェリーアのサイト、一番上の段の右端のケーキ“ALZATA OVALE”もトルタ・ミモザ。
ゴージャス!
 ↓
http://www.pasticceriangelo.it/nuziali.htm

今日のおまけ。
爆笑ウエディングケーキ!
 ↓
http://www.girodivite.it/Torte-nuziali.html



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2008年3月9日日曜日

フェスタ・デッラ・ドンナ

今日のブログは、クレアパッソ仲間でイタリ在住のAさんが担当。
3月8日の国際女性デー(イタリアでは「フェスタ・デッラ・ドンナ」と言います)の話題です。
それではよろしく~♪

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今日はFESTA DELLA DONNNA、今年は100年目にあたります。
政治的色彩が濃いので、大きな町では、女性の人権尊重をテーマにした集会が多く開かれます。
そのシンボルは、この時期に満開となるミモザ。
町々には、その小さなブーケをいっぱい持ったにわか花屋が出現します。
このプレゼント、男性から女性へだけでなく、女性同士、お店の女性のお客さんへなど、シンボリックに使われます。
今朝は、このブーケを持った女性を沢山見かけました。






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2008年3月7日金曜日

グリッシーニの料理、スーパ・バルベッタ

今日はピエモンテ料理の話。
「サーレ&ぺぺ」今月配本号のトリノ料理の記事から(P.14)。

当時はトリノオリンピックが間近でした。
それにちなんで、オリンピック競技の会場となった地方の料理を紹介します、というこの記事。
取り上げた料理の一つに、スーパ・バルベッタなるものがあります。
聞きなれない料理ですよね。
こんな料理です。
 ↓
http://www.discoveryalps.it/3057,News(foto).html#navtop

トリノの西のヴァルデーゼと呼ばれる地方の料理で、バルベッタとは、元々は地元の方言で「叔父さん」という意味だったのが、転じて「ヴァルデーゼの」という意味になったとか。

この料理、主な材料は、グリッシーニ、キャベツ、チーズ、バター、そしてブロード。
なんとも素朴な田舎料理です。

この山の料理を、ミシュランで2つ星の店、フリポット(hpはこちら)のシェフが作っています。




材料はキャベツ、バター、粉のスパイス(こしょう、シナモン、メース、クローブ)、おろしたトーマ・フレスコ(またはパルミジャーノ)、熟成させたトーマ、豚と雌鶏のブロード、グリッシーニ。

作り方は、超簡単!
耐熱皿にキャベツ、バター、スパイス、グリッシーニ、2種類のチーズの順で重ねます。
動画では省略されていますが、数段重ねます。
これに熱いブロードをかけてオープンで1時間30分焼きます。
皿に盛りつけたらスパイスと地元の香草風味の焦がしバターをかけて出来上がり。

スープというより、スフォルマートですね。
一説によると、グリッシーニは形がそのまま残っていなくてはならないのだとか。

料理の後にこの地方の名物も紹介していました
1つはモスタルデーラというサラミ。
豚の血、頭、舌、皮、玉ねぎ、にんにくなどが入っています。
そしてもう1つはセイラス・デル・フェンという牛乳のチーズ。
おいしそうですねえ。


おまけ。
イタリアでは猫もグリッシーニが大好き!




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関連誌:「サーレ&ぺぺ」今月配本号(2006年2月号)
リチェッタの日本語訳は「リチェッタ日本語訳/サーレ&ぺぺ」に載っています。


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2008年3月6日木曜日

アジアーゴ

『ア・ターヴォラ』で、ヴェネトのチーズを使った料理を紹介していました(今月配本号p.125)。

『イ・フォルマッジ・デル・ヴェネト・ネル・ピアット/I formaggi del Veneto nel piatto』という本からピックアップした記事です。



ヴェネト調理師組合の会長さんがセレクトした、ヴェネトのシェフたちによる40のリチェッタ集。
ちなみに、ご要望があれば取り寄せますので、ご一報を。


それにしても、ヴェネトのチーズって、何があったかなあ。
ヴェネト、ヴェネト・・・・・。

・・・・・。

うーん、思い出せない。

探してみたら、ヴェネトのチーズって、こんなにありました。
 ↓
http://www.formaggio.it/veneto.htm

知ってるのはアジアーゴぐらいかなあ。
モンテ・ヴェロネーゼもちょっと有名。
あ、一番有名なのは、グラナ・パダーノですね。
このチーズはヴェネトでも生産しているんでした。


そこで今日の動画は、ヴェネトを代表するチーズ、アジアーゴができるまで。
こちらはお手軽編。
どこかのサイトの予告編のようです。




そしてこちらは、アジアーゴ管理組合が作った力作のPV。
熟成タイプとフレッシュタイプ(プレッサート)の違いがよく分かります。
アジアーゴができるまでをじっくり観たい人はどうぞ。
約10分のイタリア語のビデオです。




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関連誌:ア・ターヴォラ今月配本号(2006年2月号)
リチェッタの日本語訳は「リチェッタ日本語訳/ア・ターヴォラ」に載っています。


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2008年3月5日水曜日

イタリアの世界遺産

イタリアの世界遺産をいくつか、上から見てみました。
どこだか分かりますか?


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答えは、上から、ヴェネチア、フィレンツェ、コロッセオ。


次はちょっと難しいですよー。


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答えはここ。



トレビの泉。


ではここは?


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これはかなり難しい。

プーリアのカステル・デル・モンテです。





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2008年3月4日火曜日

ローマの5つ星、ホテル・エデン

「クチーナ・エ・ヴィーニ」今月配本号の最初の記事(P.12)は、ローマの5つ星ホテル、エデンのリストランテ。

ホテル・エデンのリストランテ、ラ・テッラッツァは、ホテルの最上階にあります。

ローマの5つ星ホテル、そして最上階のリストランテ・・・。
行ってみたいですねえ。

こんなホテルです。
 ↓
http://www.jpmoser.com/hotel_eden_roma.html

写真をあれこれクリックすると、レストランの窓辺の席からの眺めも・・・。
素晴らしい!
VIPご用達なのもうなずけます。


ローマの航空写真です。
中央がホテル・エデン。
その左がスペイン広場で、下がトレビの泉。
トレビの泉はズームアップすると、かなり見えますよ!
ずっと左に移動するとサン・ピエトロ寺院があります。
他にも知っている場所を探してみると、なかなか面白い。


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ホテルはスペイン階段の上のほうのようですね。
このあたりは高台だから、確かに眺めは良さそう。

これはスペイン広場の上からの眺め。



この辺りは、ローマでも一番観光客に愛されている地区。
不思議な熱気と魅力が漂っていますよね。


ホテル・エデン・ラ・テッラッツァの料理はこちら。
 ↓
http://www.hotel-eden.it/prova/eden111.asp?a=3&s=3&p=1&l=ita

前菜のメニュー、いきなりキャビアですねえ。
ため息~。
シェフは若手のアドリアーノ・カヴァニーニ氏。


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関連誌:「クチーナ・エ・ヴィーニ」今月配本号(2007年2月号)
リチェッタの日本語訳は「総合解説」に載っています。


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2008年3月3日月曜日

マイエッラとディチェコの関係

『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の連載記事「グルメ紀行」、今月配本号で取り上げたのは、マイエッラ国立公園周辺です(P.32)。

マイエッラ....、あまり聞かない名前ですよね。

イタリア中部、アブルッツォ州の山間部にあります。
一番高い山は、標高2793mのアマーロ山。


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冬は雪に覆われてスキーリゾートに変身するこの地方ですが、普段は羊の放牧地。
2007年の8月はこんな光景。




羊以外あまり知られていないようなマイエッラ。
実はここに、食の分野ではイタリアを代表する有名な企業があります。

それはデ・チェッコ(ディ・チェコ)。


デ・チェッコのレトロなCM(同じものが2回流れます)。





こちら↓はデ・チェッコの工場を詳しく紹介している動画(長いです)。
普段食べているパスタがどんな所で作られているのか、よく分かります。

その1:
デ・チェッコは、1886年、マイエッラの山のふもとのファーラ・サン・マルティーノという小さな町で、ドン・ニコラ・デ・チェッコ氏が創業。現在は5代目。
毎日180種類のパスタを500トン生産し、世界85カ国に輸出しています。




その2:
パスタができるまで。
デ・チェッコのパスタには、マイエッラの山の水が使われているんですねー。




おそらく、マイエッラなんて聞いたこともない人がほとんどだと思うのですが、そこの水で作られて、そこから運ばれてきたものが、日本の食卓にも普通にのっていたんですねえ。

小麦価格の高騰で、日本の店頭に並ぶディチェコの値段も大幅に値上がりしている今日この頃。
今後、デ・チェッコはどう対処していくのか、気になるところです。


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関連誌:ラ・クチーナ・イタリアーナ今月配本号(2006年2月号)
記事の翻訳は「総合解説」に載っています。


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パネットーネの誕生にまつわる話は、トーニのパンとか、ミラノの起業家精神の現れとか、面白い説が色々あるが、ポイントはパン。

前回は、(CIR)12月号の“カンディート”の記事から、カンディートが欠かせないクリスマスのドルチェ、パネットーネの紹介をしましたが、パネットーネはミラノのドルチェ。 パネットーネ その誕生の経緯には、こんな言い伝えがあります。 その一つが、ミラノを統治していたスフォルツァ家の当...