2019年6月3日月曜日

ベネチアの影響を受けたパドヴァのドルチェ

パドヴァがこんなに話題が豊富な街だとは、全然知りませんでしたよ~。
個人的には、ルクサルドのマラスキーノの瓶が、ムラノ製、つまりベネチアングラスだったなんて、驚きです。
もちろんパドヴァ県に移った今は違うんだろうけど、もしそうだったらもったいなくて瓶捨てられないよ。
あ、その前にルクサルドのマラスキーノ買ったことなかったのでした。

パドヴァはべネト州にあり、ベネチアにも近いので、その影響をたっぷり受けています。
その一つがカフェ文化。

パドヴァの老舗カフェ、ペドロッキ。


パドヴァの記念碑的建物で、ヨーロッパのカフェの中でも重要な1軒。
5年前に経営者が変わって、歴史的だけどwifi完備のモダンなカフェになりました。
昼も夜も営業していたので、ドアのないカフェcaffè senza porteと呼ばれていました。
1831年創業です。

パドヴァのお菓子もベネチアの影響大。
とうもろこしの粉とベネチアから届くスパイス入りのビスコッティ、ザレーティzaletiは、ベネト州の名物。
ポレンタクッキーという英語の名前も美味しそう。


さらにパドヴァでパスティッチェーレと言えば、1997年のパティシエのワールドカップで優勝したルイジ・ビアゼット氏。

パドヴァのパスティッチェリーアで一番売れているのはドルチェ・デル・サント。

パドヴァの守護聖人、聖アントニオに捧げたドルチェです。
上の動画のリチェッタでは、パイ生地にあんずジャムを塗ってオレンジのカンディート、レーズン、アーモンドを入れ、ホイップした卵と砂糖に溶かしバター、振るった小麦粉と片栗粉を加えた生地を流し入れ、パイ生地で閉じてオーブンで焼きます。
典型的なイタリアの田舎風ドルチェですね。
スポンジ生地で作るバージョンやアマレッティ入りバージョンもあります。

締めはパドヴァ料理の一つ、コウイカのトマト煮のポレンタ添え。(音無し)
ホテル学校の生徒が作ります。

・ポレンタを作ってアルミのカップに入れる。
・玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルでソッフリットにしてローリエを加え、色がつかない程度に煮る。
イカの細切りを加えて混ぜ、白ワインをかけてアルコール分を飛ばす。
・トマトペーストを加えて40分煮て塩味を整える。
・皿にポレンタをあけて横にイカを盛り付ける。縁にトマトの粉を散らしてイカにイタリアンパセリを散らす。

おすすめ本はグイド・トンマージシリーズの『ヴェネチア




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“グルメ気候~パドヴァ”の記事は「総合解説」2017年3/4月号P.52~に載っています。
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