今日はちょっと前の、ミラノのレストランの話。
皆さん、覚えてますか、ミラノ万博のこと。
いつの話でしたっけ。
2015年ですよ。
今日話題にするミラノは、ミラノ万博を前にして、気持ちが上がっていた頃のミラノの話です。
イタリアで食がテーマの万博が開催される直前のミラノのレストラン業界は、相も変わらず、ミラノの飲食業界はこの10年で大きく変わった、と言われていました。
どう変わったかというと。ハイクラスの店とトラットリアの間の違いがあやふやになってきたそうですよ。
今は、パニーノを食べるだけでもグルメな体験ができて、上等なファーストフード、巨匠が作るパニーノが大流行。
今のミラノでは“象の耳”を食べるより美味しいハンバーガーを食べる方が簡単なんだそうです。
ハンバーガーを食べる時にソースを選べるなんてのは当たり前。
選べる肉の種類は、カンパーニア産水牛、パダーノ産のリムザン牛、ブラックアンギュス、日本の和牛、という豪華さ。
ミラノで成功する秘訣は個性と品質だそうです。
万博が終わって1年が経過した現在、ミラノの飲食業界はどのくらい変わっているかは分かりませんが、
まずは2年前は話題だった店、ザ・ミートボール・ファミリー。
ミートボールはイタリア語でポルペッティーネ、ミラノの方言ではモンデギーリ。
ミラノの人気の伝統的で庶民的なお惣菜です。
おしゃれなナヴィッリ地区のニューヨークの雰囲気をたたえたスタイリッシュな店。
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次は高級ブランドショップが立ち並ぶモンテナポレオーネ通りのパニーノの店、シック・エ・ゴー。
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パニーノの具は天然サーモン、アンガスビーフ、イセエビなどだそうです。
エコや有機栽培に敏感なレストランの代表は、28ポスティやエルバ・ブルスカ。
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スタリッシュな生き方を愛するミラノ人が好きそうな店ばかりですねえ。
ミラノでこてこての伝統料理を食べるのは、ますます難しくなりそうです。
店の詳細やホームページアドレスは「総合解説」をご覧ください。
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グルメガイド“ミラノ”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年11月号に載っています。
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2017年2月13日月曜日
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