今日のお題は、今月の「総合解説」の観光ガイドの記事で取り上げた町、ヴィチェンツァです。
貿易輸出額はミラノ、トリノに次ぐイタリア第3の都市で、世界遺産にも認定されています。
何が認定されたかと言うと、パッラーディオというイタリアを代表する大建築家が設計した別荘の傑作が、この町にはたくさん残っているのです。
別荘だけでなく、公会堂や劇場の設計もしているので、この町の観光名所を巡るというのは、パッラーディオの作品巡りをするということになります。
なので、ヴィチェンツァに行く前に軽く予習をしておくと町への理解が深まりそうです。
世界遺産のパッラーディオの別荘
↓
代表作の一つ、ラ・ロトンダ。
↓
ローマのパンテオンから影響を受けたこの邸宅は、のちにアメリカのホワイトハウスにも影響を与えました。
4面にファサードがある正方形の建物。
丘の上に凛と立つ優雅な姿は、強く印象に残りますねー。
ホワイトハウス
↓
ヴィチェンツァ料理と言えば、名前にヴィチェンツァ風とついているバカラのヴィチェンツァ風。
ストッカフィッソを使うので、バッカラではなくバカラと言います。
ストッカフィッソは戻すのに1週間かかるんだそうです。
-------------------------------------------------------
“ヴィチェンツァ”の記事の日本語訳は「総合解説」2012年11月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2015年6月12日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。
今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿