でも、考えてみれば、ナポリにはトマトソースとモッツァレッラと乾麺があるから、ボローニャに負けてないですよ。
で、『maccheroni』で調べてみたら、カンパーニアにはオーブン焼きのパスタがいろいろありました。
この本によると、オーブン焼きのパスタは大きな祝日のパスタで、1年で一番楽しみに、1年前から待っているご馳走なんだそうです。
オーブン焼きパスタには、いくつかのタイプがあります。
ラザーニャのように、板状のパスタとソースを交互に重ねて焼く。 (写真は本のものではありません)
カンネッローニ、パッケリ、コンキリオーニのような空洞のあるパタスにソースを詰めて焼く。
↓このコンキリオーニ・リピエーニはベシャメルを使っています。
これを牛乳で伸ばしておろしたチーズを加えたリコッタにすれば、カンバーニア風。
具をパイ生地やタルト生地で包んで焼く。
グラタンなど、パスタをオーブン皿に詰めて焼く。
具をなすなどの野菜で包んで焼く。
個人的に一番美味しそうだったのが、パスタのグラタン。
しかも、マカロニなどショートパスタではなく、タリオリーニをおろしチーズ、卵、牛乳、バターで和えてカップに詰めて焼く、一人前サイズのもの。
見た目も可愛くておいそう。
アレンジも色々できそう。
パスタのグラタンを探していたら、スパゲッティのピッツァなるものの写真をたくさん見つけました。
TVの料理番組でおなじみのジャーダ・デ・ラウレンティスのpizza di spaghetti
パスタのグラタンは、スパゲッツティで作るとお好み焼きになるので要注意ですね。
タリオリーニがお勧めです。
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