2009年5月8日金曜日

ホワイトアスパラガス

今日は、ホワイトアスパラガスの話。
クレアパッソで5月6日に配本した『ヴィエ・デル・グスト』の記事の解説です。
記事の日本語訳は「総合解説」P.25に載っています。


イタリアでホワイトアスパラガスと言えば、バッサーノ・デル・グラッパの名前が浮かびますよね。
バッサーノはヴェネト州の町。

バッサーノ・デル・グラッパ


バッサーノのホワイト・アスパラガスは、2007年にDOPになっています。
バッサーノのホワイトアスパラガスの季節は、3月19日のサン・ジュゼッペの日から始まるというのが伝統。
そして4月から6月までの3ヶ月間、バッサーノのレストランでは、ホワイトアスパラガスとヴェスパイオーロ(ワイン)祭りを開催中。


バッサーノのバウートというレストランのPV。





ヴェネトには、IGPのホワイトアスパラガスもあります。
チマドルモとバドエーレという町がその産地。

こちらの動画はバドエーレのホワイトアスパラガスの収穫の様子。


ヴェネトだけでなく、アルト・アディジェとフリウリの一部も主要な産地。

フリウリの農場の出荷の準備





丸ごとのホワイトアスパラガスって、どうやって食べますか?
『ヴィエ・デル・グスト』によると、バッサーノのホワイトアスパラガスの食べ方は、
フォークで数本筋をつけてそこにソースをかけ、横にして持ち上げて頭から果肉を吸い込む。
音がしても気にするな!
だって。
ホントですか?


ホワイトアスパラガスの話、次回に続きます。



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関連誌;『ヴィエ・デル・グスト』2008年1月号
“バッサーノ”のホワイトアスパラガスの記事は、「総合解説」'07&'08年1月号、P.25に載っています。


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バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。

(CIR12月号)によると、ヴィチェンツァでは、この料理はCが1つなんだそうです。普通はバッカラはbaccalàでも、ヴィツェンツァでは、Cがひとつのバカラ。んなばかな、と思ったけど、地元のこの料理の専門家たちは、C一つで呼んでました。会の名前の刺繍もC一つ。リチェッタはP.11...