イタリアの大きな地震のニュースは、数年おきに伝わってきますが、毎回、瓦礫と化した石の古い建物を見ると、心が痛みます。
今回の地震で被害が大きかった町の一つ、アマトリーチェは、イタリア料理に携わる人なら、イタリアの家庭で一番愛されるパスタソースの発祥の地として、誰もが思い浮かべるはず。
今月の総合解説も、スパゲッティ・アッラ・アマトリチャーナの話題から始めたので、記事で紹介したお勧めレストランは無事か、気になるところです。
さて、今日の話題は、このところ続いたビッツァの話の締めくくり。
黒いピッツァです。
モリーニ・スピガドーロ社はウンブリアの製粉会社。
プロ用や家庭用のカラフルな粉が最近の新製品。
モットーは昔の味の新しい色。
モリーニ・スピガトーロ社のwebページはこちら。
ちなみに、パスタのペトリーニ・スピガトーロ社のwebページはこちら。
-------------------------------------------------------
黒いピッツァのリチェッタを含む“ルーカ・アントヌッチ”の記事の日本語訳は、「総合解説」13/14年7月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2016年8月25日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ブッラータ・ディ・アンドリアIgpの管理組合のロゴはチーズを作る2つの手。熱い思いが込められていそう。モッツァレラ・デイ・ブファラ・カンパーナdopのロゴにも深い思いが込められてます。
今日のお題は、ブッラータとモッツァレラです。 公式名称は、ブッラータ・ディ・アンドリアIgpと、 モッツァレラ・ディ・ブファラ・カンパーナDop。 ブッラータ・ディ・アンドリア Burrata di Andria IGP プーリア州アンドリアAndria 本場のブッラータを食べる...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿