今日のお題は、先日の恋人たちの食材ベスト10にも入っていたもの、
カエルです。
関連記事は先月配本のヴィエ・デル・グスト1/2月合併号P.122にありますが、翻訳は今月配本の総合解説に載せています。
先日来日したジョニー・デップが、自分の肉はどんな味がすると思うか、と尋ねられて、カエル、と答えたそうですね。
↓
http://cinematoday.jp/page/N0012478
ジョニー・デップはカエルをから揚げで食べるのが好きなのか~。
日本ではカエルは鶏肉に似ていると言われますが、イタリアではうさぎ肉に似ていると言われているんですねえ。
なんとなく納得です。
でも、この記事の中でびっくりしたのは、イタリアの天然のカエルはエビに似ている!という話。
巨大な養殖の輸入物に対して、イタリアの天然ものはかなり小さくて、市場でも小さいものの方が好まれているようです。
イタリアの代表的な米の産地、ノヴァーラやヴェルチェッリでは、ラーナ・ヴェルデと呼ばれるヨーロッパトノサマガエルが代表的な食用の品種。
これがラーナ・ヴェルデ。
↓
http://www.parks.it/parco.po.to/foto/Rana.Verde-800.jpg
そして日本で食用ガエルと言えば、ウシガエル。
↓
http://www.tbs.co.jp/seibutsu/zukan/ryo/htmls/ryo_01.html
大きさが違いますねえ。
こちらは、ヴェルチェッリの田んぼでとれた天然ものを使ったカエルのフリット。
ヴェルチェッリのホテル・チンツィアの料理です。
↓
http://risozaccaria.com/files/2007/10/pranzo-curmaja07_11.JPG
かなり小さい。
骨付きでカリっと揚がってますね。
こちらは同じ店のカエルのリゾット。
↓
http://risozaccaria.com/files/2007/10/risotto-alle-rane-curmaja20ott07_3.JPG
この2つの料理を作っている動画もあります。
リゾットはかなり強力にあおってますねえ。
この小さなカエルをどうやって食べるのか、そこらへんも見てみたかったなあ。
こちらはピエモンテのリストランテ・ホテル・アンティカ・ポスタのカエル料理。
なんとカエルとオマールの組み合わせ。
↓
http://www.claudio.com/Immagini_Blog/anticaposta/astice.jpg
イタリアのカエル料理、なかなかおもしろそうですね。
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関連記事;ヴィエ・デル・グスト先月配本号(2007年1/2月合併号)
この記事の翻訳は今月配本('06/'072月号)の総合解説に載っています。
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