総合解説の記事を訳していて、被災地応援企画という言葉を目にした時、パルミジャーノやグラナ・パダーノの産地で、2012年5月20日と29日にイタリア北部地震が発生していたことを思い出しました。
詳細はこちらのページなどで。
東日本の震災の後だったので、 人や建物に大きな被害が出ないことを祈ったものですが、パルミジャーノの被害のことは、正直、それほど気が回りませんでした。
地震発生後、徐々に、パルミジャーノのこうむった被害の大きさも伝えられてきました。
地震発生直後のパルミジャーノの熟成庫。
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管理組合によると、被害額は8000万ユーロに達したそうです。
熟成期間が2か月以下のものは溶かして、12か月以下でまだDOPの認定がされていないものはおろしチーズとして、あるいは小片にしてリサイクルしたようですが、イタリアの食文化のシンボルともいえる食材の窮状を救おうと、当時多くの人が立ち上がったようです。
『ガンベロ・ロッソ』が考えたのは、パルミジャーノとワインの組み合わせの提案をした記事でした。
各地から援助の手が。
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2012年5月に震災があったので、震災前に作って地震を生き延びた24か月熟成のパルミジャーノは、もうすべて出荷されたのでしょうか。
とにかく、大変な時に支えあう姿は素晴らししいですね。
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“パルミジャーノとワイン”の記事は「総合解説」2011年9月号に載っています。
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2015年2月16日月曜日
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