2010年11月8日月曜日

今年のきのこ

今日はきのこの話。

今年は松茸が大豊作だそうですね。
イタリアでは、こちらのインタビューによると、今年のきのこは「去年と同じくらい豊作」だったそうです。







mediocre pasta with porcini
きのこ料理の定番の一つ、ポルチーニのパスタ


Porcini e Fegato di Vitello al Burro e Rosmarino
こちらは3つ星店、ダル・ペスカトーレの“ポルチーニと子牛のレバー”。




イタリアのきのこと言えば、ポルチーニ。
もうすぐ配本予定の『サーレ・エ・ペペ』では、ポルチーニの地方料理を紹介しています。

ポルチーニは、松茸と同じで、人工的に栽培することができないきのこですが、北から南まで、イタリア中で採れます。
記事の中では、カラプリアのポルチーニ料理も紹介されています。


こちらはシチリアのポルチーニ。
もっと採れる、と言ってますねえ。


南イタリアのきのこの代表格は、カルドンチェッリ cardoncelli。
プーリアの名物きのことして知られています。
学術名はPleurotus eryngii。
エリンギです。


下はカルドンチェッリを紹介する動画。






Funghi Cardoncelli gratinati con patate
カルドンチェッリとじゃがいものオーブン焼き



と言う訳で、次回はシチリアとプーリアのきのこ料理をご紹介。



-------------------------------------------------------

関連雑;『サーレ・エ・ペペ』2007年9月号

[creapasso.comへ戻る]

=====================================

0 件のコメント:

イタリアワインの歴史を“ワインと階級”をキーワードで読み解く。農民のワイン、貴族のワイン、中産階級のワインはその誕生の背景からして全然違う。

(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)は、昔は「統合解説」という名前でした。多くのイタリア料理雑誌を訳していたので、こんな変な名前になってしまいましたが、長い年月を経て、取り扱い雑誌が変わるなどの変化もあり、結局、イタリアの地方料理に特化しした内容にすると決めて、名前も...