今日はきのこの話。
今年は松茸が大豊作だそうですね。
イタリアでは、こちらのインタビューによると、今年のきのこは「去年と同じくらい豊作」だったそうです。
きのこ料理の定番の一つ、ポルチーニのパスタ
こちらは3つ星店、ダル・ペスカトーレの“ポルチーニと子牛のレバー”。
イタリアのきのこと言えば、ポルチーニ。
もうすぐ配本予定の『サーレ・エ・ペペ』では、ポルチーニの地方料理を紹介しています。
ポルチーニは、松茸と同じで、人工的に栽培することができないきのこですが、北から南まで、イタリア中で採れます。
記事の中では、カラプリアのポルチーニ料理も紹介されています。
こちらはシチリアのポルチーニ。
もっと採れる、と言ってますねえ。
南イタリアのきのこの代表格は、カルドンチェッリ cardoncelli。
プーリアの名物きのことして知られています。
学術名はPleurotus eryngii。
エリンギです。
下はカルドンチェッリを紹介する動画。
カルドンチェッリとじゃがいものオーブン焼き
と言う訳で、次回はシチリアとプーリアのきのこ料理をご紹介。
-------------------------------------------------------
関連雑;『サーレ・エ・ペペ』2007年9月号
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2010年11月8日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。
今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿