今日は『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の、クレアパッソでもうすぐ配本の号から、パドヴァの話。
パドヴァはヴェネト州の町。
この町で有名なのは、まず、ガリレオやダンテも教鞭を取ったことがある古い大学。
パドヴァ大学の一角, photo by Sebastià Giralt
そしてジョットの傑作のフレスコ画で覆われたスクロヴェーニ礼拝堂。
ジョットのフレスコ画『ユダの接吻』, photo by Carla Hufstedler
かなり地味ですが、世界遺産のパドヴァ大学の植物園。
大学付属としては世界最古の植物園, photo by Pierangelo Rosati
パドヴァを紹介する動画がありました。
こんなことを話してます。
パドヴァは運河の町。
中世には、この運河を通じてヴェネチア共和国と行き来し、町が栄えた。
聖アントニオ聖堂も有名。
聖アントニオにお祈りすると、なくしたものが見つかるご利益があると言われている。
パドヴァ大学は、ダンテ、ペトラルカ、コペルニクス、ガリレオが学んだ所。
そして近代医学誕生の地。
6階構造のヨーロッパで最初の解剖教室も残っている。
ガリレオは数学と物理だけでなく、この教室で解剖も教えた。
パドヴァはヴェネチア共和国がバックについていたので、ローマ教会からの支配を受けなかった。
そのため、大学の学者たちも自由な思想を持つことが可能だった。
1545年には、薬草の栽培のために植物園も造られた。
ジョットのフレスコ画とスクロヴェーニ礼拝堂
パドヴァの話、次回はカフェやレストランを取り上げます。
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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2006年10月号(クレアパッソで11/26日配本)
「グルメ紀行~パドヴァ」の日本語解説は、「総合解説」'06&'07年10月号、P.2に載っています。
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2008年11月25日火曜日
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