今日はコーヒーメーカーの話。
『ヴィエ・デル・グスト』の記事の解説です。
イタリアに本部がある国際カフェテイスティング協会(国際とは言っても、実際にはイタリアのエスプレッソを広めることを目的とした機関ですが)によると、イタリアで消費されるコーヒーの60%は家庭の“モカ”でいれたものだそうです。
直火式のエスプレッソメーカー“モカ”は、イタリアの家庭の必需品。
モカへの愛情を7分に渡って詩的に、ボケを交えながら語る動画。
コーヒーメーカーのコレクション。
家庭用のエスプレッソマシンには美しいものがたくさんあります。
1935年頃のエスプレッソマシン。
1950年代の“ガッジャ・ジルダ”
カフィタリーの最新モデル、“ノーチラス”。
ランボルギーニの創業者の息子、トニーノ・ランボルギーニのエスプレッソマシン。
加圧がコントロールできるマシンを考え出してエスプレッソマシンの本当の発明者と言わるピエール・テレジオ・アルドゥイーノが、1905年に創業したヴィクトリア・アルドゥイーノ。
こちらはヴィクトリア・アルドゥイーノの家庭用エスプレッソマシン、“ビーナス・ファミリー”。
てっぺんには翼を広げた鷲が燦然と輝いています。
-------------------------------------------------------
関連誌;『ヴィエ・デル・グスト』2008年7月号
「コーヒー」の記事の解説は総合解説'07&'08年7月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2010年7月20日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。
今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿