イタリア料理ほんやく三昧: パンペパート

2009年12月17日木曜日

パンペパート

このところずっと復活祭の話をしていますが、やっぱり今はクリスマス(笑)。
久々にポモドーロさん(クレアパッソのイタリア在住スタッフ)からイタリア便りが届きました。
そこで、復活祭の話はちょっとお休みして、今日はペルージャのクリスマスの様子をどうぞ。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆



キリスト教国のイタリアは、12月8日の聖母の無原罪の御やどりの祝日から1月6日の御公現の祝日まで、クリスマス一色になります。

日本のお正月と同じように、この時期、主婦はとても大変です。

12月8日までにツリーを飾り、家族や友達にプレゼントを用意、クリスマスイブとクリスマスの正餐の準備をします。
クリスマスが過ぎるとすぐに大晦日のパーティー、元日、醜いおばあさんが悪い子には石炭を、よい子にはプレゼントを持って来てくれる1月6日のエピファニアで一連のお祝い事が終わり、やっとツリーをかたずけます。

我が家では、ツリーを飾りクリスマスのお菓子パンペパートを作ると、クリスマス気分がぐっと盛り上がります。

ペルージャの伝統的なクリスマスのドルチェは アーモンドベースのトルチリオーネですが、相棒が近郊のテルニ出身の為、我が家のクリスマスのドルチェはパンペパートです。

パンペパート、ペーペの入ったパンという名のこのドルチェは、その名の通りコショウがたっぷりと入っています。
ここで紹介するレシピは、近所に住んでいたテルニで一番有名なバールのドルチェ職人さんから教えてもらった物です。



材料:下記レシピの3分の2の量です。


材料の分量はすべて殻をとったものです。

 くるみ 1kg
 ヘーゼルナッツ 500g 
 アーモンド 500g 
 松の実 100g 
 種無し干しブドウ 400g 
 シトロンの砂糖漬け 500g 
 ブラックチョコレート 1kg 
 蜂蜜 600g 
 パウダーココア 100g 
 小麦粉 200g 
 凝縮コーヒー(4人分のコーヒーメーカーで3回出ししたもの。一回目に出したコーヒーを水の代わりに入れ、コーヒーを作る。3回目も2回目に作ったコーヒーを水の代わりに入れる。)
 モストコット(ブドウの絞り汁を10分の1程に煮詰めた物) カップ1
 コショウ
 ナツメグ
 お菓子用オスティア(オブラート)

(材料の下ごしらえ)
シトロンの砂糖漬けは荒いみじん切にし、チョコレートと蜂蜜は湯煎にかけて溶かします。
くるみ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、松の実、干しブドウは切らずにそのまま使います。

(作り方)
オスティア以外のすべての材料を台の上に山盛りし、たっぷりのコショウとナツメグ3分の1個をおろしたのを入れ、全材料を両手でよく混ぜ合わせます。
最初はドロドロしていますが、チョコレートと蜂蜜がさめてくるとまとまってきます。
コショウの量は好みですが、かすかに感じる程度が良いようです。





ヘラで少量とり、小麦粉を敷いた台の上で、底の直径が8センチ程のパン型に成形します。
手に粉をつけながらすると成形しやすいのですが、つけすぎないように注意します。





成形したパン型をオスティアに乗せ、オーブンの鉄板に並べます。





160度に熱したオーブンで25分焼き、さまします。
日持ちさせる場合は、一日乾燥させてから包装すると2-3ヶ月はもちます。
できたパンペパートは5ミリ程の厚さに切ってサービスします。









我が家では、このドルチェをプレゼントにも使うので、通常より大きめに作ります。
上記の分量で、底の直径10-11センチのパン型に成形した場合、16個程作れます。
見かけはイマイチですが、味は抜群。
ブオン ナターレ!!



☆ ☆ ☆ ☆ ☆



お疲れ様、ポモドーロさん。
今年もグッジョブ!
ポモドーロさんのパンペパートは、ほんとにおいしいんですよ。



-------------------------------------------------------

[creapasso.comへ戻る]

=====================================

0 件のコメント: