2022年2月25日金曜日

ユネスコの食文化創造都市のパルマの名は、職人の手で作り上げた食材で世界中に知れ渡った。

イタリア人が考えるイタリアの美食の街、次はパルマです。
きのうのポジタノとは正反対の街かも知れません。


この街が選ばれたのは、生ハムとパルミジャーノというメイド・イン・イタリーを象徴するイタリアが誇る名物の産地で、イタリアで一番豊かな食文化を持っている街だからでしょう。
DopやIgp製品の数はイタリアで一番多く、バリラやムッティといったイタリアを代表する食品企業の本拠地。
ムッティはホールトマトなど、トマトの加工品専門のメーカー。

地中海に面していないエミリア・ロマーニャの街は、まさにこれらの食材とその食文化によって大勢の人々を惹き付けています。
パルマのお勧め店は、リストランテ・パルミジャーノ。

スローフードのイタリア地方料理書の力作、『イタリア・イン・クチーナ

のエミリア・ロマーニャ州の章には、南の気候や地形に恵まれた地方でなくても、その起業家精神や職人気質、ラベンナという大きな商港でのオリエントや黒海との交易、といった利点を大きく活かして豊かな食文化を作り上げてきた。と書かれている。2015年からは、ユネスコの食文化創造都市にも選ばれている。
トルテッリも、生ハムも、モルタデッラも、職人技が生み出した傑作だ。
エミリア・ロマーニャを代表するシェフに選ばれたのはオステリア・フランチェスカ−ナ(webページ)のマッシモ・ボットゥーラシェフ。

オステリア・フランチェスカ−ナのソムリエの本、サーラ・エ・カンティーナ

トルテッリーニをパルマで初めて食べた時は、金色のブロードの美味しさにびっくりして、パスタよりブロードのほうが気になりました。

トルテッリーニ・イン・ブロード。




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ドルチ・デル・ソーレ
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