2022年2月16日水曜日

執事とソムリエ

“星付きシェフの家庭料理”、今日のシェフはモデナのオステリア・フランチェスカーナのマッシモ・ボットゥーラシェフです。
実は、フランチェスカーナのマネージャー兼ソムリエの本を仕入れたことがあるのですが、さすがはイタリアでも指折りのトップクラスの店のマネージャー兼ソムリエの本だけあって、難解すぎてちょっと紹介するのに腰が引けていました。
でも、いい機会なので紹介してみようかな。

有名店の動画というと、普通は料理に注目しがちだけど、今回は、とりあえず、ソムリエやマネージャーという仕事に注目して見てみて。


オステリア・フランチェスカーナ

きのうのリストランテ・ムデックの動画でも感じたけど、ソムリエって、まるで貴族の館に努める執事のように、美しく、無駄なく、自信に満ちて、もはや伝説の存在。

イギリスの執事。執事は主人の威厳の一部なんですね。

ソムリエ兼マネージャーというのはワインをサーブするだけでなく、シェフの考えを汲んでレストランのビジネスを任されている人、ということがわかるような本です。

ソムリエの一日。











0 件のコメント:

イタリアワインの歴史を“ワインと階級”をキーワードで読み解く。農民のワイン、貴族のワイン、中産階級のワインはその誕生の背景からして全然違う。

(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)は、昔は「統合解説」という名前でした。多くのイタリア料理雑誌を訳していたので、こんな変な名前になってしまいましたが、長い年月を経て、取り扱い雑誌が変わるなどの変化もあり、結局、イタリアの地方料理に特化しした内容にすると決めて、名前も...