(CIR6月号)から、魚を生で美味しく食べることに特化させていった日本料理ですが、魚を生で食べる習慣がなかったイタリア料理。イタリア料理独自の食文化と言えば、パスタ。
パスタと魚はどんな関係なのでしょうか。
多分、一番有名な魚のパスタは、スパゲッティ・アッレ・ボンゴレ。
貝などのシーフードとパスタは相性が良かったようです。
ベニスのスパゲッティ・アッレ・ボンゴレ。
顧客は、ここでボンゴレを食べた後に劇場に行くのでにんにくは加えない、そうです。
アサリの新鮮さがこの料理のポイント。
ボンゴレ・ベラーチェのスパゲッティ。
ボンゴレ・ベラーチェは国産アサリのこと。でも市場の主流は後に持ち込まれたフィリピン産の外来種。国産品は希少品。
ナポリのシェフ、ペッペ・グイダのボンゴレ。
でも、(CIR6月号)では、代表的な魚のパスタを紹介しています。
それはサーモンとウオッカのペンネです。
記事にもあるように、パスタは庶民料理のシンボルですが、これにスモークサーモンと生クリームとウオッカを組み合わせて、客の前でフランベしてエレガントな1品にしたのは、ボローニャのレストラン。80年代のヒットパスタです。
サーモンのウオッカフランベ。これを卓上でお客の前でやったんだから、すごいパフォーマンス。
ツナとオリーブのペンネッテ。
ペンネッテは魚に合うパスタだったようです。パスタの形はとても重要。
ちなみに今月の(CIR)には海のパスタの記事もあります。詳細は後ほど。
さらに、今月のリチェッタの魚料理は、舌平目のムニエル、帆立貝のグラタン、スカンピのカレー風味のピラフ添えなど。魚を生で食べる習慣が広まる前のイタリアンの魚料理です。
舌平目のムニエルは60~70年代の定番料理だそうですが、記事では油脂を大量に使うこの料理のバターを大幅に減らしてモダンにしたリチェッタを紹介しています。
シタビラメのムニエル。
=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2021年の号からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法
お問い合わせはこちらからどうぞ。
(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)、(CIR2021年12月号)、(CIR2022年1月.号)、(CIR2022年2月号)、(CIR2022年3月号)、(CIR2022年4月号)、(CIR2022年5月号)、(CIR2022年6月号)
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
============================