2024年10月10日木曜日

美味しそうなのに全然広まらないカラブリアのンドゥーヤ。

(CIR5月号P39)の“イタリアの自慢の食材”、徐々に有名な食材のマイナーなバリエーション探索になっていましたが、最後はンドゥーヤです。これがイタリアの自慢の食材なのか・・・。という思いは誰もが抱きそうなマイナーな食材。カラブリアのシンボルとして知られる塗るサラミです。

カラブリアの名物というのがポイントかも。情報がとても少ないのはメインストリームになりたがらないカラブリア気質か。

スプリンガのンドゥーヤ

スプリンガのンドゥーヤ祭り。

ンドゥーヤのパスタ。

葦の棒に生地を巻きつけて中央が空洞の長いマッケローニにし、ランドゥーヤのソースで和えます。名刺に定冠詞(la)をつけるのは南部の言い方。ンドゥーヤがランドゥーヤになります。トマトソースは、ソースにする食材が何もない冬のソースで、冬中トマトソースを作っているそうです。このパスタのソースは手作りトマトソースにランドゥーヤを加えるだけ。
シェフのソースは薄く広げたランドゥーヤ入りトマトソースをオーブンで乾燥させて割り、オイルでマンテカーレしたスパゲッティにのせます。

ンドゥーヤのピッツァ。よく見ると卓上ピッツァ窯(?)で焼いてる。
フィオル・ディ・ラッテを載せて一度焼き、ニ度めに焼く前にのせたのはプロヴォローネのスライス。ローストなす、唐辛子、ドライトマト。

=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2021年の号からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはこちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。

[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

============================



0 件のコメント:

カネデルリのスーゴ・プッタネスコがけは、中央ヨーロッパとナポリの組み合わせ。

今日は(CIR7月号)から前菜の2品め、“ミニ・カネデルリとプッタネスカのスーゴ”です。 カネデルリはトリンティーノの料理。ドイツ語のknödelをイタリア語にするとカネデルリと言います。チロル地方の農民料理。 カネデルリ 堅くなったパンを各地の名物食材と混ぜて団子にした1品。 ...