2024年10月11日金曜日

ロゼワインはサレント地方の特権。イタリア人のロゼワインのイメージは、海辺のテラスで飲むアペリティーヴォ。

今日のお題は今月の(CIR5月号の)ワイン、サレント・ロザートです。
ロゼワインはサレント地方の特権と言われます。

サレント
サレント半島はブーツ形のイタリアのヒールの部分。

世界的なロゼワインのブームでロゼの消費量が増加。

ロゼワインはちょっと前、静かなブームでした。ロゼがブームになったのは、最初はフランスだったと言われています。
フランスでは、ロゼは肉向きでも魚向きでもなく、何にでも合うワインとして飲まれています。フレッシュで飲みやすく、アルコール度の低いワインというイメージもあります。これは主にアメリカや北ヨーロッパの市場の要求に応えるために作りだされたイメージ。
一方、イタリア人がロゼに抱くのは、海辺のテラスで飲むアペリティーヴォというイメージ。つまり、カクテルのキール・ロワイヤルのようなイメージですが、変化もしています。ちなみにイタリア語でロゼワインはヴィーニ・ロザーティvini rosati。

プーリアのロゼ。

キール・ロワイヤル


ロゼワインは黒ぶどうの皮をモストに短期間浸漬することによって生まれます。

ロゼワインの作り方


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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
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