2025年1月8日水曜日

ベルギー人のグルメぶりを憑依させたポワロは、やっぱりクリスティーの天才を証明してる

外国出身のシェフが作るイタリア料理、メキシコ系、インド人ときて、今日はベルギー人のリチェッタです。南米、アジアの次はヨーロッパ。しかもフランスやスペインといったイタリア料理になじみが深い国ではなく、ベルギー人というのが、イタリアの多国籍ぶりを表してます。
世間一般に、一番有名なベルギー人と言えば、やっぱりエルキュール・ポワロ。
アガサ・クリスティーが生み出した名探偵。超個性的な食通で、素晴らしい頭脳の持ち主で時に変人。
クリスティーはポワロのミステリーの中にベルギー人のガストロノミーをふんだんに描いています。

ベルギーの名物と言えば、チョコレート、ビール、ムール貝、ポテトフライ、ワッフル・・・。

ベルギー大使館

(CIR9月号P.3)のリチェッタは、ベルギー人が大好きなもの、粒マスタードを取り上げたかなりマニアックな料理。フランドル地方に伝わるウェールズの田舎風クロスティーニという、半端じゃなく食通なベルギー人らしい1品。

マスタード

ちなみに彼が紹介したもう1品はムール貝のポテトフライと2種のマヨネーズ添え。

ポテトフライを語らせたら止まらないのがベルギー人。クリスティーはある意味、こだわりの強い食通なベルギー人気質をすごく的確にポワロに憑依させています。


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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2022年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
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2025年1月7日火曜日

新しい料理のトレンド、魚とベジタリアン。魚料理の和食と、ベジタリアンのインド料理は、今、すごい勢いで普及しています。

外国出身のシェフが作るイタリア料理、2品目は、“ビーツとココナッツのズッパ”です。リチェッタを提供したのはインドとミラノでイタリア料理店を経営するシェフ。
私のイタリア料理の知識は、すべてイタリア発のイタリア人の、つまり『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』から得た知識ですが、そこにいきなり、インド人が作るイタリアンの情報が加わりました。
インドとミラノでイタリア料理店を経営するということはねかなりやり手のシェフなのでは、思いましたが、彼女の動画はたくさんありました。
インド料理はベジタリアン料理の象徴なんですね。
ミラノの店はcittamani(webページはこちら)、インドで経営するイタリアンはデリーのdiva(webページはこちら)、これを見る限り、ムンバイとドバイにも店があります。す、すごい、超やりて。

シェフのリタ・ダルミア

インド人で女性で、自分の考えをしっかり持っている人。まさにリーダー。

ブッラータ・サラダ。イタリアの材料とアジアのドレッシングの組み合わせで天国のような味になるんだって。

上の動画でも使っているビーツは、(CIR9月号、日本語のリチェッタはP.3)の料理、“ビーツとココナッツのズッパ”にも使われています。

このブログでインドのレストランを紹介するのは初めてですが、インド料理のリチェッタを翻訳したのも初めてでした。ビーツは珍しくもない、普及している食材ですが、これをココナッツミルクと混ぜるという発想は、インド人ならでは。驚くような味になるそうです。

ビーツ、地中海原産の植物。


ココナッツとビーツのスムージー。ビーツの紫がかった濃い赤い色がマイルドなピンク色になります。
リチェッタは、バナナ、加熱したビーツ1個、ヨーグルト125g、ココナッツミルク160ml、メープルシロップ大さじ1、レモン1個の汁、ビターココアパウダー小さじ1をミキサーにかけます。夏向きのスム―ジーですが、ビーツを使うと色がとにかく印象的。

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2025年1月6日月曜日

(CIR)9月号発売しました。


(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年9月号発売しました。



念のため、今年は2025年で、今は1月ですが、(CIR)は2022年9月の世界線。はっきり言って、かなりのタイムラグがありますが、今までしっかりついてきてくれてる皆様のために説明させていただくと、クチーナ・イタリアーナ(CIR)は、はるか昔にスタートしました。その当時は、翻訳していた雑誌は、なんと5冊もあったのです。
毎日必死に頑張っていたのですが、さすがに毎月5冊の料理雑誌を翻訳すると言うのは、無理がありました。それでも記事の内容が面白くて、翻訳していても面白くて、全部訳したい記事ばかりで、ずるずると発売が遅れていきました。気がつけば数年も遅れてしまったのですが、雑誌が販売終了したりで、現在は2冊となり、頑張ればなんとかなるか、と思うようになり、さらには、来年も9月はやってくるから、その時に役に立つはず、という遅れてるんじゃなくて先取りしてるんだという、謎理論で開き直ることにしました。
なので、今年も頑張ります。

(CIR)のビジュアルガイドとなるこのブログ、現在訳している雑誌、『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ぺぺ』は販売もしていますので、雑誌と(CIR)が手元にあると、より楽し締めます。

では(CIR2022年9月号)の最初の記事、9月のリチェッタですが、今月のテーマは“外国出身のシェフが作るイタリア料理”。
シェフたちは、ピエモンテ在住のメキシコ系イタリア人、インドとミラノでイタリア料理店を経営するインド人、イタリア人の父とガーナ人の母を持つトレンディーな多国籍レストランのシェフ、『クチーナ・イタリアーナ』の編集も担当する食文化に詳しいベルギー人、というバラエティー豊かな人たち。
初めて聞くような食材や調理方法ばかりで、過去一翻訳が大変なリチェッタでした。南米、インド、アフリカ、ヨーロッパと、イタリアにはかなり多様な国の人たちが住んでいることを実感しました。

最初の1品は前菜の“イタリア風アジアーゴ入りケサディーヤ”
ケサディーヤ?なんのこちゃですよね。
造ったのはメキシコ系イタリア人。リチェッタを見ると、トルティーヤの一種のようです。

ケサディヤQuesadilla3種


美味しそうで、すごくメキシコ的な料理。これをイタリア風にしたのが(CIR/P.2)のリチェッタです。

メキシコ料理

ローマのメキシコのストリートフード店

プーリアのメキシコ料理

メキシコ料理をイタリアンにしたそのポイントは、アジアーゴ。

アジアーゴ

限りなくアルプスの食材、アジアーゴ。エキセントリックなメキシコ料理もシックな1品に変身します。

イタリアは外国の食文化を取り入れるのが上手な国。これまで多くの名物料理を生み出してきました。南米の料理はイタリア料理とも相性が良さそう。
それにしてもメキシコ人とイタリア人のメンタルがそっくり。
これはハイブリッドと言っても入門編。

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