この猛暑の中で5月号の料理の話をするのは無理があるなあと、そろそろ思い始めていたころですが、お待たせしました。次号、6月号は、8/10発売予定です。
5月号のリチェッタで、ちょっと変わっていたのでレベル高すぎかもと思ってまだ紹介していないプリーモ・ピアットが何品かありますが、その一つは、
マグロのオレッキエッテです(P.3)。
時期的に、平賀源内の策略にのっかってウナギを食べたくなる季節なので、今日はウナギのパスタでもどうぞ。
バリ風ウナギのスパゲッティ。
ウナギは生きたまま比較的長距離移動できる魚で、クリスマスのような肉が宗教的に禁じられている日に食べることができる魚の一つでした。ナポリのようにウナギ料理がクリスマスの伝統料理になっている地方もあります。バーリの魚市場でクリスマス料理の買い物をする人に、クリスマスに何を作るかインタビューする動画。
地方料理書シリーズの傑作、“グイド・トンマージ”の『クチーナ・ディ・ナポリ』
には、ナポリのウナギ“testona”は雌で長く、ナポリの食文化を語る時に避けては通れない食材。大ウナギ/カピトーネcapitoneとして知られています。クリスマスイブの夕食の主役です、とあります。
には、ナポリのウナギ“testona”は雌で長く、ナポリの食文化を語る時に避けては通れない食材。大ウナギ/カピトーネcapitoneとして知られています。クリスマスイブの夕食の主役です、とあります。
ちょっと無理やりですが、ナポリのウナギのクリスマス料理、カピトーネ・フリットcapitone fritto。
他に、カピトーネのスカぺーチェcapitone alla scapeceは、カピトーネのフリットが残ったら、それを有効利用した料理として紹介されていました。
そしてクリスマスのウナギのスパゲッティ。
マグロとズッキーニのオレッキエッテ(CIRのリチェッタは5月号P.3)。
オレッキエッテと同じサイズに切ったマグロとミニトマト、ズッキーニは、考えれば考えるほどオレッキエッテにぴったりかも。そもそもこのソースはパスタやハーブと相性良い。
コロコロした具に合うオレッキエッテは夏のパスタとしてもアレンジしやすい。
マグロとミニトマトを組み合わせれば、なんでも夏向きパスタになっちゃう法則発見。
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