夏が近づくと今年もズッキーニの季節が到来します。
『クチーナ・イタリアーナ』誌には、今年も約束の夏がきた、なんてあります。
多分、イタリアでズッキーニの季節を一番待ちわびているのはリグーリアの人なのでは・・・。
そこで今日は、リグーリア風のズッキーニ料理を探してみました。
ペースト・ジェノベーゼ風味のスパゲッティ・アッラ・ネラノSpaghetti alla Nerano with pesto genovese
ちなみにズッキーニのペーストは定番のペースト。
『ピエトロ・パリージ』
材料/2人分
スパゲッティ・・160g
ズッキーニ・・300g
にんにく・・1かけ
プローボラ・・70g
ペースト・ジェノベーゼ・・大さじ1
バジリコ
EVオリーブオイル、塩、こしょう
・ズッキーニは薄い半月切りにする。
・フライパンに油とにんにくを熱してズッキーニを炒める。
・パスタをゆでる。
・ズッキーニ、ペースト・ジェノベーゼ、油をミキサーにかけてペーストにする。
・パスタをペーストでマンテカーレして皿に盛り付け、おろしたプロボローネを散らしてバジリコを加える。
リチェッタは各種あります。
上の動画では、
材料/
ズッキーニ・・200g
EVオリーブオイル・・125g
塩・・2g
松の実・・30g
おろしたパルミジャーノ・・30g
バジリコ・・10g
おろしたペコリーノ・・30g
・ペーストの大きな魅力は、ミキサーにかけるだけ、という手軽さ。
ペーストのおすすめ本、『ファッチャーモロ・ペスト』
乳鉢の縛りから開放されたモダンなペーストは、創造力そそぎ放題。
ペーストをシチリア風にアレンジすると、こんな風になります。
ペーストとエビのスパゲッティSpaghetti al pesto e gamberi
材料/6人分
スパゲッティ・・400g
ピスタチオのペースト・・1瓶
ミニトマト・・10個
白ワイン・・1カップ
小エビ・・150g
イタリアンパセリのみじん切り・・大さじ1
塩、こしょう
・油とにんにくをフライパンでソッフリットにし、焼き色がついたらエビを加えて10分炒める。
・水気がなくなったらワインをかけてアルコール分を飛ばし、弱火にして塩、こしょうする。
・皮をむいたミニトマトを小さく切ってエビに加え、なじませる。
・パスタをゆでてフライパンに加える。ピスタチオのペーストを加えて弱火で2分なじませる。
・必要ならパスタのゆで汁少々を加える。
・皿に盛り付けてピスタチオを散らし、エビを加える。
リグーリアではペーストといえばバジリコのペーストだけど、シチリアだとピスタチオのぺーストなんですね。
ピスタチオのシチリア風ペーストPESTO DI PISTACCHI SICILIANO。
材料/220g分
無塩の殻むきピスタチオ・・160g
ひまわり油・・60g
塩・・ひとつまみ
・材料をミキサーにかける。必要ならぬるま湯少々を足す。
=====================================
ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
『ピエトロ・パリージ』
/クオーコ・コンタディーノ』
[creapasso.comへ戻る]
====================================
0 件のコメント:
コメントを投稿