メロンをいただいたので、生ハムと一緒に食べよーと思いました。
でも、テキトーに盛り付けたらなんだかしょぼくれた生ハムとメロンになっちゃいました。
生ハム代奮発したのに~(涙)。
生ハムとメロンの美しい、美味しそうな盛り付けとは?
定番はメロンのくし切りに生ハムを巻きつける。
でも、生ハムが薄すぎると破れてしまうので以外と難しい。
ボート形
バスケット
メロンのバラと生ハムのグリッシーニ
シンガポールのイタリアンレストランの生ハムとメロン
これは香港のイタリアン。
サンダニエーレの生ハムとメロン。
色々あるけど、結局はおいしそうな生ハムをドバッと前面に出して盛り付けたものが一番ゴージャスでおいしそう。
生ハムをいかに美しくスライスして盛り付けるか、ですなあ。
生ハムとメロンの生ハムが美しい店は、この料理の主役が何か分ってらっしゃる。
サルメリーアの生ハムの盛り付け
そもそも、生ハムとメロンの組み合わせは、こちらのブログによると、中世に誕生したそうで、この時代、メロンは冷たくて湿った食べ物とみなされて、健康に悪いと考えられていたそうです。
そこで、熱くて乾いた食べ物である生ハムと組み合わせるようにしたんだとか。
さらにこちらのブログでは、こういう考え方が古代ギリシャから伝わったと分析しています。
『グランデ・エンチクロペディア・イッルストラータ・デッラ・ガストロノミア』によると、生ハムは1枚丸ごとを広げて盛り付けるのだそうです。
ワインは辛口、微発砲で軽いアロマのある白。
ランブルスコのセッコやアマービレなど、微発砲で軽い赤もあり、なんだそうです。
今晩もメロンと生ハムで暑さをのりきるぞー。
-------------------------------------------------------
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
2013年8月9日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
地中海の豚の塩漬けと、北欧のスモークの技術が結びついた豚肉の保存食、スペック。塩だけでなく、山の空気がポイント。
アルト・アディジェの料理の話の前に、今日は、アルト・アディジェの最も重要で、アルト・アディジェを象徴する産物、スペックの話です。 スペック。 スペック・デッロ・アルト・アディジェigp。1996年にigp製品になっています。 スペックは地中海沿岸の生ハムと、北欧のスモークの技術が...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
今日はブラザートの話。 『ラ・クチーナ・イタリアーナ』の記事の解説です。 バローロのブラザート, photo by Silvio 記事によると、 ブラザート brasato は、イタリア語で「炭」という意味の“ブラーチェ brace ”の古い呼び方、“ブラーザ brasa ”が...
-
軽い気持ちで手にとった本、『 スーゴとソース 』 ところが、考えれば考えるほど、わからなくなってきました。 スーゴって何?ソースって何? “スーゴ”は、イタリア料理の基本の言葉の一つ。 スーゴ・ディ・カルネsugo di carne、 スーゴ・ディ・ポ...
0 件のコメント:
コメントを投稿