2021年8月3日火曜日

ベネチアのソフトシェルクラブのフリットはフライとは違う。と言うベネチア人。

甲殻類のお題で、まただ取り上げていない甲殻類がありました。
蟹です。
蟹はグランセオラgranceola、またはグランキオgranchioと呼ばれます。
グランセオラはベネチアの方言でカニという意味のグランキオと玉ねぎという意味のseolaセオラが語源。
学名はMaja Squinado。クモガニの一種です。
なぜ玉ねぎなのか、不思議に思っていたのですが、実は、ヨーロッパではこのカニの形のことが玉ねぎのようだというのです。
グランセオラ↓

そしてベネチアのカニと言えば、ソフトシェルクラブことモエケmoeche。

そもそも、モエケにするのはオスだけで、メスは海に戻します。
脱皮をするのは春と秋の2回だけ。
モエケは脱皮したカニのフリットですが、このフリットはベネチアの人に言わせれば、ただのフライではない、というか、モエケこそが本物のフリットなのだそうです。
初めてモエケを食べた時、これがベネチアの人にとってどれだけ誇り高い食べ物か全く知らなかった私は、かなり脂っこいなあ、なんて思ったものです。
口にしないでよかったなあ。
ちなみに上の動画に出てきた店は、バール・アッラルコBar all'arco。

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