2024年7月10日水曜日

ロマーニャ人はかなりグルメ、ナポリ人よりめんどくさいかも。ロマニョ―ラ牛はキアニーナ、ピエモンテーゼに並ぶイタリアのブランド牛。

鶏の卵入りの生パスタ、豚のもも肉の生ハムと、ワイン、サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャに組み合わせる料理は、当然ながらロマーニャ地方の名品を使った料理。
鶏、豚の次は牛です。ロマーニャ地方はイタリアの国産ブランド牛の産地でもあります。その牛は、ロマニョーラromagnola。

ロマニョーラのルーツはポドリカ牛。イタリアに定着した牛の中でも、もっともオリジナルの性質を保っている牛、つまり過酷な環境でも順応する頑丈な牛です。上質なチーズになる美味しいミルクを出すという特徴があります。

ロマニョーラは放牧に適し、肉は柔らかく適度なサシが入り、皮の下の熱い脂肪の層はグリルやローストには理想的な肉。

(CIR3月号)でサンジョヴェーゼと組み合わせた料理は、“子牛肉のラベンナ風ミルク煮込み”。
ラベンナもロマーニャ地方の街。

ラベンナのカンティーナとアグリトゥーリズモ。

組み合わせるお勧めワインはヴィ二ェ・デイ・ボスキ。森に囲まれたぶどう畑でバイオダイナミック農法でぶどうを栽培しています。

ラベンナのリストランテ


ロマーニャ人はかなりグルメ。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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トリノの新聞、ラ・スタンパにスパゲッティ・ボロニェーゼが初登場したのは1898年。ロサンゼルス・タイムズは1925年。

(CIR5月号)の《スパゲッティ・アッラ・ボロニェーゼ》の記事は、スパゲッティ・ボロニェーゼは、ボローニャとナポリというイタリアの2大食の中心地が、トリノで結びついたイタリアの統一を象徴する料理だった、という超ビックリな説でした。『クチーナ・イタリアーナ』というイタリアを代表する...