2024年7月8日月曜日

ラヴェンナの水没した大聖堂にはダンテの墓があり、鯉も泳いでいる。でも、ピアディーナを食べるのも忘れずに。

今日のお題は。サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャに組み合わせる料理。?
まずはロマーニャ地方を象徴する名物ストリートフード、ピアディーナpiadina。
始めて食べた時のことを覚えていますか?フラットブレッドの文化は地中海料理そのもの。イタリアの代表はもちろんピッツァ。でも、そこに具をはさむという発想は、多くの日本人にとってはカルチャーショックだったのでは。私は確か、イタリアの空港のバールで初めて食べたと思いますが、手軽に食べれておいしかったことを今でも覚えています。もちろんブリトーやピタパンなんて食べたことなかった時代。
でも下の動画によると、ロマーニャで食べるピアディーナは別物らしいです。
確かに、生ハム、フレッシュチーズのスクアックエローネ、ルーコラと、この地方の名物がたっぷり詰まってたなんて、その時は全然知らなかった。
この花で飾られた派手な帽子の人はこのブログでも何度も紹介したリミニの繁盛店、ラ・レッラのオーナー。


エミリア・ロマーニャ州を貫くエミリア街道。

この地方出身のシェフ、その名も『ブルーノ・バルビエリ/ビア・エミリア』は美しいイラストでこの地方の食文化と人々の暮しを綴った本。
(CIR)で魚と野菜の具のピアディーナ(リチェッタはP.39)に合わせたサンジョヴェーゼは、ゼルビーナのチェレ―ジョ。

ファットリア・ゼルビーナ


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