2023年12月9日土曜日

ショートパスタのプッタネスカのポイントは最後に散らすハーブの緑。

今月の(CIR)のパスタ、“パスタ・ビッカンテ”の料理は面白い料理ばかりでしたが、
特に印象に残っている料理の一つが、“フジッリのパスティッチョ・アッラ・プッタネスカ”でした。
プッタネスカのパスタは、ナポリ料理やラツィオ料理の定番。というか、基本の1品。
さすがにプッタネスカ(娼婦)という名前は、イタリア人でも引く、普通じゃない名前ですが、大人気でバリエーションが豊富なことでも知られる料理です。普通はスパゲッティの料理ですが、(CIR)のリチェッタは、フジッリです。さすがショートパスタのプッタネスカで、しかもはパスティッチョ仕立てというのは見たことなかったですねー。パスティッチョにはごった混ぜのオーブン焼き、というイメージがありますが、オリーブ、ケッパー、フジッリといったごろごろした食材を混ぜるとごった混ぜ感がアップして、賑やかで楽しい料理になります。トマトソースが黒ずんでしまうと軽快さが台無しですが、ハーブの緑色があるととてもさわやかな料理になります。

スパゲッティ・アッラ・プッタネスカspaghetti alla puttanesca。



フジッリ・アッラ・プッタネスカ。作ってる人、いました。

ユニークな人柄のジョルジョーネのプッタネスカ。


ちなみに彼の本もあります。『ジョルジョーネ/オルト・エ・クチーナ


ここでちょっと業務連絡、(CIR)10月号は12/12発売予定です。

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